赤ずきん

【元ネタ】赤ずきん
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】赤ずきん
【性別】女性
【身長・体重】140cm・28kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:E
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。

【固有スキル】
獣人狩猟:C
 狩猟能力。
 相手が獣属性を帯びている場合、ステータスの敏捷がワンランクアップし、射撃技術は飛躍的に上昇する。
 祖母に変装した狼の正体を見破り即座に射殺したという『少女と狼』の逸話によりこのスキルを得た。

変装看破:D
 敵の変装を見破る超直感。
 対峙した者の変装を、Dランク以下ならばほぼ確実に、Cランクならばごく低い確率で看破することができる。
 ただし偽装や変身はランクに関わらず看破できない。
 祖母に変装した狼の正体を見破り即座に射殺したという『少女と狼』の逸話によりこのスキルを得た。

生存本能:D
 強固な生命力。生への執着心。
 戦闘中に致命傷を負っても高確率で生き延びることができる。
 狼に呑み込まれても猟師によって助けられ生きながらえたというグリム童話版赤ずきんの逸話によりこのスキルを得た。

食人嗜好:E
 他者を自らの血肉と成した者に付くスキル。このランクが高いほど清純の英霊から遠い存在となり、反英霊としての色合いが濃くなる。
 赤ずきんは騙されただけなのでランクは極めて低く、食人鬼や吸血種などの属性は付与されない。
 狼に騙されて殺された祖母の肉を食べ、血を飲みほしたペロー童話版赤ずきんの逸話によりこのスキルを得た。

【宝具】
『赤ずきん(ロートケップヒェン)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 祖母から送られた赤色の被り物。
 これを被ると世の理から外れた存在になるため、外法の技でないと保有者を傷つけることは難しい。
 また、真名解放することで強力な魔術媒体となり、わずかな間だが大魔術を行使することができる。
 当時、赤は悪魔や魔女、罪、官能など社会から逸脱したものを連想させる色であったことから。

【Weapon】
『無銘・銃』
 魔力を込めた弾丸を放つ架空の自動拳銃。
 魔術により特殊効果を付与することも可能。
 出典は『少女と狼』より。

【解説】
 童話「赤ずきん」の主人公。正式な原典は不明の物語。
 あるところに赤ずきんと呼ばれる女の子がいた。彼女はお使いを頼まれて森の向こうのおばあさんの家へと向かうが、その途中で一匹の狼に遭い道草をする。
 狼は先回りをしておばあさんの家へ行き、家にいたおばあさんを食べてしまう。そしておばあさんの姿に成り代わり、赤ずきんが来るのを待つ。
 赤ずきんがおばあさんの家に到着。おばあさんに化けていた狼に赤ずきんは食べられてしまう。
 満腹になった狼が寝入っていたところを通りがかった猟師が気付き、狼の腹の中から二人を助け出す。
 赤ずきんは言いつけを守らなかった自分を悔い、反省していい子になる。
 というのが最も有名なグリム童話の赤ずきんである。
 民話が作品として完成するまでに数々の改定を加えられたため、この赤ずきんは複数の可能性を持つ人物となった。
 『少女と狼』(ジェームズ・サーバー)は、現代の少女を騙すのは従来の童話のように容易なことではないと示唆している赤ずきんのパロディ作品。

【真名】赤ずきん オーディン
【元ネタ】赤ずきん 北欧神話
【CLASS】ライダー バーサーカー
【性別】女
【身長・体重】156cm・49kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A- 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
騎乗:A- (A+)
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。
ライダー自身の才能はCランク程度だが、オーディンの霊基によって強化されている。
本来のランクはA+だが、ライダーには扱いきれていないようだ。
なおA+であっても第二宝具の魔獣を制御することはできない。

対魔力:D+
一工程の魔術を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の効果だが、原初のルーンによって瞬間的にBランク程度の効果を発揮する。

狂化:-
ベルセルクと統合されたのか、存在しない。

【固有スキル】
ベルセルク:A (A+)
勇猛と狂化の複合スキル。
精神干渉を無効化し格闘ダメージを上昇させ、さらに全パラメータを1ランクアップする。
理性を失い、獣と化し大局を見ることができなくなるが、戦闘技術そのものは失われない。
余計なことを考えずに済むためか、発動中は騎乗スキルのランクが本来のA+になる。
バーサーカー時はランクがA+になり、格闘ダメージ補正がさらに上昇する。

戦闘続行:C+
生還能力。
瀕死の状態でも戦闘を可能にし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
ベルセルクと合わせる事で、ダメージを無視した戦闘が可能になるが、ライダーの戦闘続行の本質は生還にある。

原初のルーン:A-
北欧の魔術刻印ルーンの所持。
ライダーが主に使うのは対魔力の強化、対魔力:A相当の防御効果、透視や周囲の俯瞰などの千里眼の効果、
パラメータをAランクに上昇させる効果、自身の傷の治療効果、風の魔弾である。
これらは一時的なものだが同時併用も可能。
しかし、ライダーが本来所持していないものであるため最大出力が低めで効果の規模は全魔力を集中させて対軍が限度。
同時併用も一時的に2種類の物のみできるに留まる。
ライダーには本スキルは戦士の技能として授けられており、その範疇を超える効果を使用を試みる場合、
使用する前に一時的に本スキルが使用不能になる。

【宝具】
『赤頭巾と嵐の夜(ロートケプヒェンワイルドハント)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:最大展開15人と50頭
北欧の大神が率いる亡霊猟団、嵐の夜の具現。本来の使用者ではないのでランクが低下している。
周囲に亡霊の猟師と猟犬を召喚する。
猟師と猟犬は飛行能力を持ち、また狩人は風の魔弾が装填された猟銃で武装している。
この猟銃は真名解放せずとも個別で召喚でき、ライダーが装備できる。
ワイルドハントとしては猟師の側面が強く、獣の類いに対して特攻を持つ。

『黒い森の悪しき狼(フローズヴィトニル)』
ランク:A- 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~200 最大捕捉:200
ライダーが身につけている赤い毛皮の頭巾。魔力を通すことで魔獣の特性が顕になり、
頭巾が変形し狼の形になり爪が生える(形状はデジモンシリーズのガブモンが被っている毛皮に近い)
さらに耐久と敏捷1ランクアップする。
戦闘時には頭巾を目深に被り毛皮の爪を用いた格闘攻撃を行う(これもデジモンシリーズのガブモンみたいな感じ)。
ベルセルク発動時には毛皮との同調率が上がりさらに魔力を通わせることで毛皮が肉体と同化し獣人化する、
さらに筋力が1ランクアップし炎ブレス攻撃が可能になる。真名解放により毛皮自体が完全に魔獣化し暴走する。
その後、ライダーは毛皮の魔獣に騎乗するが、進行方向を逸らす程度の制御しか行えない。
毛皮の魔獣は周囲に対し突進、噛みつき、炎ブレス、爪による攻撃を行う。

『滑空神馬(スレイプニール )』
ランク:C- 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:50
オーディンの駆る神馬。ライダーの宝具となる際にデチューンされており。
ライダーの体格に合わせた小型化の他、多くのスキルを喪失しており、残った能力も弱体化している。
現在所持している能力は、地上、空中を問わずあらゆる地形を容易く走破する滑走能力と、
暴風による攻防一体のバリアを纏う能力の二つ。
暴風バリアは炸裂されることで全方位に対する攻撃と低威力の飛び道具の無力化が行える他、
突進攻撃と合わせることで攻撃範囲の拡大や追加攻撃判定の発生などの戦法が行える。
真名解放により、スレイプニールの弱体化が一部解除され、巨大化し神性を纏った踏みつけ攻撃、
あらゆる障害を無視した超高速滑走、超強力な暴風バリアの展開のいずれか一つの効果が発揮される。

『悪しき狼の結末(デッドエンド・フローズヴィトニル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:2
神話再現。上記の宝具すべてを合体させたライダーのとっておき。
真名解放する事でまず毛皮の魔獣が敵一体とライダーを丸呑みして拘束、
その後スレイプニールを核にワイルドハントが合体、ヴィーザル神を模した形態に変化し魔獣ごと敵を両断する。
強力な運命即死効果を持ち。防ぐには高ランクの神性が必要になるが、
神話再現により神獣化した毛皮の魔獣による対神拘束により神性が高い存在ほど弱体化するため、
結果的に神性では回避できない。
この運命即死効果はライダーにも及ぶが童話赤ずきんの逸話により、ライダーは無傷で生還する。

【Weapon】
無銘・木槍
翻す大樹の枝
純木製だが金属製のものと遜色ない切れ味と耐久性を持つ。
投げると必ず自分に当たる能力があるが、
『いつ』『槍のどの部分が』『ライダーの体のどこに』までを指定するものではない。
よって槍の柄を手で掴むことでもセーフになる。この槍はライダーにとっての杖でもある。

赤い毛皮
ライダーの被っている頭巾。なぜか毛皮。ふわふわのもこもこ。元は狼のものだが魔獣化している。

【容姿】
通常時
赤い頭巾を纏った茶髪の少女。ザ赤ずきんといった感じ。

獣人形態
毛皮が上半身と一体化し、腕、肩、頭部が獣人化する。

毛皮の魔獣
新宿のアヴェンジャー並みのサイズの赤い狼。魔力量によっては巨大魔猪級のサイズになる。
最大サイズはグガランナ級だが聖杯に接続でもされない限りはありえないだろう。フェンリルではない。

ヴィーザル神もどき
複数の亡霊と暴風で編み上げられた存在のため大雑把な造りで細部も判然としないが、神の風格は本物である。
魔力量により、最小で12m級、最大で100級になる。優秀な魔術師がマスターでも25メートル級が限界。

【解説】
知らない人はいないであろう童話赤ずきん。
本英霊はグリム童話の赤ずきんをベースに、グリム童話以前の、古い民話としての赤ずきんと、
北欧神話の主神オーディンを複合させている。
本英霊の独自設定として、古い民話の赤ずきんをモデルとなった人物はいるが信仰が足りない幻霊。
グリム童話の赤ずきんを信仰はあるが歴史が足りない幻霊としている。
そして、グリム童話赤ずきんとオーディンの最期が似ていることからこの二つを混ぜたのがこのライダーである。
聖杯にかける望みは無い、戦闘力にも乏しい、でも呼ばれたからには全力を尽くすぞ!
と意気込んでいたら突然見知らぬ爺さんが介入。あれよあれよという間にスキルや宝具に手を加えられてしまった。
英霊の座から持ち込んだ記録と聖杯から与えられた知識で謎の爺さんの正体に気付くも、無理な介入をしたせいか、
神としての力をほとんど持たず、老婆のポジションに居座りこちらのルーン使用状況を見張るのみ。
ため息を吐きつつも、爺さんのおかげでとても強くなったし、まあこれでいっかと前向きに聖杯戦争に臨むのであった。
神霊が混ざっているが、あくまで神が力を貸しているだけでありため神性スキルは無い。

  • 最終更新:2018-12-02 02:54:15

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード