無銘(伊武谷万二郎)

【元ネタ】陽だまりの樹
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】無銘(伊武谷万二郎)
【性別】男性
【身長・体重】166cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。

【固有スキル】
保守:A
 急に過ぎる変化から体制を守護した英雄や、
 旧体制に殉じた者に与えられる特殊スキル。
 革新者や征服者、簒奪者との戦いにおいて有利な補正が与えられる。
 アーチャーは時代に名を刻む大功を残さなかった一人物に過ぎないが、
 殉じた者達の代表となる無銘の英霊として召喚された事でこのランクで得ている。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一部隊の長としては破格の人望である。

直感:D
 戦闘時、自身にとって最悪の展開を“感じ取る”能力。
 避ける方法まで思いつく訳ではないが、クソ度胸が道を拓く事もあろう。

【宝具】
『覚悟の戦旗(みたびしをけっしてしこうしてしせず)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 アーチャーが生涯愛謡した回天詩史の一節を書いた旗。
 致命傷となり得る攻撃を受ける際、
 命中/回避およびダメージ判定において
 三度まで振り直しをする/させる事ができる。

『陸軍先駆(ながさわむらほへいぐみ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
 スペンサー銃一丁とゲベール銃数十丁を周囲に展開、一斉射撃を行う。
 かつて射手であった者達は独立サーヴァントとして成立するだけの霊格を持ち得ず、
 銃を掲げ引き金を引く動作を見せる人影にその面影を映すのみである。

【Weapon】
『無銘・大小』
 何の変哲も無い刀と脇差。手入れは行き届いている。

【解説】
 手塚治虫『陽だまりの樹』の主要人物。
 父親譲りの頑固さ、馬鹿正直さ、要領の悪さを持つ筋金入りの世渡り下手。
 治虫の先祖である手塚良仙と悪友にして親友となる。

 安政の大地震にて暴徒となりかけた千を数える人々を纏め上げて海岸へと非難させ、
 その評判から幕府陸軍歩兵隊の指揮官候補として大老・阿部正弘の抜擢を受ける。
 また「異国人と会っても切らぬ」と迂闊に口にした事から米国外交官の護衛とされ、
 総領事タウンゼント・ハリスの通詞ヒュースケンに信頼され深い親交を結んだ。
 阿部の死から始まる政変や安政の大獄に巻き込まれ、また女性を巡る出来事から
 ヒュースケンと絶交し直後に彼が暗殺されてしまうなどトラブルにも事欠かなかったが、
 心酔する藤田東湖の言う「安寧を貪るうちに倒れかかっている陽だまりの樹」すなわち
 幕府の再建を夢見て邁進していた。時代の激変の中、西郷、坂本、山岡鉄舟らによる
 薩長側への誘いや良仙の説得も虚しく、上野寛永寺にて彰義隊に加わり新政府軍と対決。
 同行した歩兵組が壊滅し一時は戦死とも思われたがその後も転戦し、以降の行方は不明。

  • 最終更新:2017-01-19 22:47:29

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