ヒュパティア

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヒュパティア
【性別】女性
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
  魔術師ではないが、小規模な“工房”の建設が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 とりわけ天文学や数学に関する器具に造詣が深い。

【固有スキル】
高速思考:A
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 特に論理的思考や研究などにおいて大きな効果を発揮する。

芸術審美:B
 芸術作品、美術品に対する深い造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ある程度の確率で真名を看破することができる。
 特に、学問・実験分野に関係する宝具に対して高い効果を発揮する。

無窮の叡知:A
 多くの学問を収めた知識知能による戦術恩恵。
 特に哲学、数学、天文学に優れる。

蔵知の司書:A+
 アレキサンドリア大図書館の膨大な蔵書に由来したスキル。
 蔵書を擬似人格とし、多重人格による過去(召喚前限定)の記憶の分散処理を可能とする。
 判定に成功すると、記憶の中からかつて大図書館に所蔵されていた文献の内容を引き出し、『ナ
 コト写本』なども含めて再現・実践することが出来る。

【宝具】
『無智への慟哭の内に失われし命の断片(オイスター・ペイン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大補足:10人
 キャスターの命を削り取った、牡蠣の貝殻を象徴する黒と白の円盤が対象に襲い掛かる宝具。
 「信仰の加護」や「聖人」のスキルを持つ英霊に対しては、ランクが高いほど威力が増す。
 上記以外でも、アブラハムの宗教の信者であればダメージが増加する。
 
『万里の風塵と波濤を越え叡智を集成せし都ありき(アレキサンドリア・ソフィア)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
 かつて蒸気や熱膨張を利用した仕掛けや地動説までも生み出した学都に見られた「人間の無限の
 可能性」を生み出しうる固有結界。
 キャスターにEランクのスキル:星の開拓者を付与すると共にクラス別スキル「道具作成」のラ
 ンクがEXに上昇し、その時代までに生まれた、兵器を含むあらゆる「文明の利器」が神秘を帯
 びた状態で利用出来るようになる。

【解説】
 アレキサンドリアの女性哲学者(370頃~415)。
 天文学・数学にも優れ、アストロラーベやハイドロスコープの発明者とする説もある。
 だが当時はキリスト教国教化による多神教弾圧の嵐の中で数多の信仰・施設・学問が破壊されて
 おり、その代表格と看做されたキャスターは修道士たちにより、牡蠣の貝殻で身を削がれて殺さ
 れてしまう。
 これにより、プトレマイオスからクレオパトラに至る歴代のエジプト王やその後継者たちによっ
 て築かれたアレキサンドリアの叡智の歴史に終止符が打たれることになった。
 余談ながら、キャスターが主役の映画『アレクサンドリア』での声優は5次キャスターと同じ田
 中敦子が務めている。

  • 最終更新:2013-12-03 21:17:01

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