テスカポリトカ

【元ネタ】アステカ神話
【CLASS】キャスター
【真名】テスカポリトカ
【マスター】

【性別】男
【属性】秩序 悪
【ステータス】筋力A 耐久A++ 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具EX

【クラス別スキル】
陣地作成:A++
 魔術師にとって有利な陣地を作成する技能。
"神殿"を越える"大神殿"を形成する事が可能。
 大神殿は生贄の数が増えるほど強化されていく。

道具作成:B+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
『死の小宴祭(ミッカイルウィントントリ)』に必要な道具を作成出来る。

【固有スキル】
神性:-
 元々は主要な神の一柱だが、文化神ケツァルコアトルに追い落とされ、
 現在はこのスキルは消失している。

変化:A+
 卓越した魔術による肉体の変形・変質。
 テスカポリトカは変身の名人とされ、千の化身を持つとされる。
 特にジャガーの変身した場合、敏捷を1ランクアップさせる。

自己改造:A
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 生贄とされる男性一人を食うたびに、生命力を貯蔵する事が出来る。
 現界した時点であっても、これまでに行われたであろう
 生贄の儀式の被害者分の生命力を吸収済みの状態である。

【宝具】
『死の小宴祭(ミッカイルウィントントリ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 生贄本人から進んで身を投げ出したとされる異様な祭祀の再現。
 テスカポリトカが世界を治めていた時代、
 生贄の儀式を習慣付けた狡猾なる手管が宝具の域に達したもの。
“大神殿”の影響が及ぶレンジ内で、
 ランダムで黒曜石と翡翠で作られた仮面を転移させる。
 それを拾った男性が生贄の対象となる。
 その代わり、仮面の所有者は『黄金律(偽):A』を付与され、
 贅沢と快楽の限りを尽くす事が出来る。
 ただし、一定時間ごとに精神判定を行う。
 判定に失敗する度に、対象は生贄になる事を強く望むようになる。
 最終的に自ら“大神殿”へと向かい、テスカポリトカに心臓を差し出す。
 なお、現代では生贄の儀式は禁忌であるが為に強制力は存在しない。
 ただ単に、“生贄願望”を植え付けるだけの宝具である。

『煙を吐く鏡(テスカポリトカ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 テスカポリトカ本人の名を冠する黒曜石を磨いて作られた鏡。
 常に濃度の高い煙を撒き散らしており、非常に視界が悪くなる。
 テスカポリトカに対する命中判定に、常にペナルティを付与する。
 ちなみに、この鏡を譲渡された者は『千里眼:A+』を付与される。
 手放した瞬間、そのスキルは消失する。

『我等は彼の奴隷(ティトラカワン)』
ランク:EX 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:500人
 テスカポリトカ本人が与り知らぬ所で勝手に組織された
 戦士団“ジャガーの戦士”の面々を、
 独立したサーヴァントとして連続召喚する。
 テスカポリトカが召喚された時点で、半ば無理やり英霊の座から
 駆けつけて来る。
 その為、規模に反して想像を絶する程の燃費の良さを誇る。
 ちなみに、ステータスは一律Cランクである。
 さらに隊長格である戦士は『単独行動:A+』を保有し、
 選ばれた戦士の証たる宝具『栄えある黒曜剣(マクアフィテル)』
 の発動が可能。
『栄えある黒曜剣(マクアフィテル)』はランクC相当の宝具である。
 真名の解放と同時にテスカポリトカ本人から魔力供給が為され、
 魔力と幸運を除いた全ステータスを1ランクアップさせる。
 例え数人が消滅したとしても、隊長が消滅しない限りは、
 新しく戦士が補充される。

【Weapon】
『ジャガーの戦士』
アステカのエリート貴族戦士の戦士団の1つ。
ジャガーの姿をした神、テスカトリポカの戦士である。
しばしば、豹の戦士と呼ばれることもある。
メソアメリカでは、ジャガーが最も獰猛な肉食動物だったので、戦士の象徴にされたと思われる。
綿を詰めたジャガーの頭の毛皮を被り、ジャガーを示す服をまとって、羽毛で出来た旗印を付けて戦場に赴いた。
テスカポリトカに捧げる生贄を求める為に戦う事もあったようだ。

『栄えある黒曜剣(マクアフィテル)』
マヤやアステカで使われていた、木の板に黒曜石の刃を挟んだ剣。
ジャガーの戦士など、選ばれた戦士にしか与えられることはなかった。
長さは1.0~1.5m、幅は5~10cm。
鉄の剣ほど貫通力はなかったが、鋭く、相手を殺すこともできた。
落とさないように紐が付けてある。
貝や宝石による象嵌や色の鮮やかな鳥の羽毛で飾られたものも存在する。
そういった代物は、より位の高い戦士が持った。


【解説】
夜の空、夜の翼、北の方角、大地、黒耀石、敵意、不和、支配、予言、誘惑、魔術、美、戦争や争いといった幅広い概念と関連付けられている元創造神。
創造神5兄弟の1人。
ナワルピリ(高貴な魔術師)とも呼ばれる事もある。
右足は失われており、義足代わりに煙を吐き出す鏡を付けている。
その煙は、世界を見る鏡になるという。

アステカの文化英雄であるケツァルコアトルとはライバルでもあり、兄弟関係でもある。
この事から、テスカポリトカも翼を持つ蛇であったという説も存在する。
その場合の姿は、頭に鏡を載せた蒼い蛇で、黄色や黒の模様があるとされる。

元々兄弟仲は良く、二人の力を合わせて世界を創造した。
最初はテスカポリトカが太陽として宇宙を支配していた。
だが、過剰な頻度で生贄を求めるテスカポリトカをケツァルコアトルが太陽の座から引きずり下ろした。
これが発端となった。
その後もお互いに足を引っ張り合い、世界を何度も崩壊させる要因を作る。

ちなみに世界を滅ぼした回数は、ケツァルコアトルの方が一回多い。
今現在の世界は五回目らしい。

ひねり出すのに結構掛かった。
結構好きな神様。

  • 最終更新:2011-06-24 18:32:33

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