サロメ

【元ネタ】新約聖書、戯曲
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】サロメ
【性別】女性
【身長】150cm
【体重】41kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:E-
 サーヴァントとしての気配を断てるかもしれない。

【固有スキル】
魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 サロメと対峙した男性は彼女に対し、恋愛感情を懐く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる

精神汚染:A
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

舞踏:D
 サロメの踊りを見た者に対して同ランクの魅了効果を与える。
 この効果は、他スキルの効果と重複する。

【宝具】
『妄執魁首(ヨハネ・バプテスマ)』 
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:30人
 ヘロデ王に求めた、洗礼者ヨハネの生首。
 本来は聖遺物に相当する宝具であるが、祝福概念が反転した呪詛に覆われている。
 口付けにより、復活概念が反転した腐敗属性の瘴気を発生させる。
 接触した対象はMIG判定に成功するまで、腐敗のダメージが継続して続く。

【解説】
1世紀頃の古代パレスチナに実在したとされる女性。
義理の父は古代パレスチナの領主ヘロデ・アンティパス、実母はその妃ヘロディア。
古代イスラエルの著述家フラウィウス・ヨセフスが著した『ユダヤ古代誌』や、
『新約聖書』の「福音書」などに伝わる。イエスに洗礼を授けた洗礼者ヨハネの首を求めた人物として、
キリスト教世界では古くから名が知られ、その異常性などから多くの芸術作品のモティーフとなってきた。
新約聖書では、「サロメ」の名を伝えていないことから、学問上は単にヘロディアの娘と呼ぶことが多い。


【元ネタ】新約聖書
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】サロメ
【性別】女性
【身長・体重】159cm・46kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。
 隠密行動に適している。

【固有スキル】
呪舞:A
 呪文ではなく、身振り・動作を媒介とした儀式魔術。
 何気ない動きの一つ一つが呪的な儀礼としての意味合いを帯びる。
 攻撃、移動、回避行動が詠唱を兼ね、隙のない魔術発動を可能とする。

精神汚染:D
 思考・精神構造の特異性。
 精神干渉系魔術を低確率で無効化する。

【宝具】
『聖者に滅びの口付けを(ファム・ファタール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人
 背徳の魔女サロメの纏う斬首の呪い。
 神の加護すら打ち破る死の呪いが、物理防御、魔力抵抗を無効化し、
 対象の首を刎ね飛ばす。
 使用時点での対象の座標に攻撃判定が発生するため、この効果を回避するには
 使用から呪詛が成立するまでの僅かの間にその場を離れなければならない。
 一瞬でも留まることは死を意味する。

【解説】
古代パレスチナの領主ヘロデ・アンティパスの義理の娘。
洗礼者ヨハネの生首を求めたことで知られ、その猟奇性、インパクトから
様々な創作のテーマとなっている女性。
洗礼者ヨハネは、弟の妻ヘロディアを娶ったヘロデを不道徳と糾弾したことで
囚われていた。
ヘロデは聖人のヨハネを殺すことまではしなかったが、婚姻に非を唱えたヨハネを
恨むヘロディアは、自分の娘サロメにヨハネの殺害を命じる。
美しい舞でヘロデの心を掴んだサロメは、願う物を何でも与えるというヘロデの言葉に
「ヨハネの首が欲しい」と返答、ヨハネは斬首された。
戯曲などでは、母の命令ではなく、自分の想いを拒んだヨハネを己のものにするため、
という解釈がなされている。

元ネタの時点で、露出度の高い踊り子の衣装をまとったヤンデレ姫、という濃い人。
宝具は高速で動きまわる相手にはまず当たらないが、決まれば即死。
真名解放と同時に優雅にくるっと回ると、相手の首がスパッと行くイメージ。


【元ネタ】ユダヤ古代誌、新約聖書等
【CLASS】バーサーカー
 【マスター】間桐桜
  【真名】サロメ
  【性別】女
  【身長】158cm
  【体重】46kg
  【属性】混沌・狂乱
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運E- 宝具C
【能力】
狂化:A
 筋力と敏捷と魔力を2ランク、幸運以外のその他のパラメーターを1ランクアップ
 させるが、理性の全てを奪われる。

【保有S】
古代舞踏:B
 神秘を包含する儀式舞踏を身に帯びる。バーサーカーは生まれながらにその身に魔性を
 帯びており、その舞踏を見る者の心を狂気へと駆り立てていく。

魔貌:A+
 魔性を秘めた美貌による異性の魅惑。バーサーカーと対峙した異性は彼女に対して狂気に近い
 恋愛感情、否、妄執とも言える執着心を抱く。回避するには聖人レベルの意志力が必要。

聖者の残骸:EX
 洗礼者ヨハネの首。聖杯に近しい存在であり、最小規模の願望機としての機能を持つ。
 ただバーサーカーは魔術師でないために制御不可能で、周囲に災いを撒き散らし続ける。

【宝具】
汝、姦淫せよ(ヘロディウム=エステル)
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大補足:500人
 バーサーカーの四肢の傷より撒き散らされる呪いの血。傷口より零れ落ちると極薄の魔力の霧と
 なってかなり広範囲に撒き散らされる、有効範囲は50㎞圏内。触れた者の肉体を侵食して擬似神
 経網(魔術回路)を形成する。この擬似神経網は宿主の小源を強制的に魔力に変換して、それを
 媒介に宿主の姿を無意識下の欲望や衝動を具現化させた怪物に変える。怪物化した者は完全に理
 性を失ってしまい食欲、性欲、破壊衝動等、本能のおもむくままに行動する。そして魔力を限界
 まで絞りつくされると溶解して、バーサーカーの持つ聖者の首にその魂が吸収される。生まれな
 がらに抗魔力が高い者や魔術師ならば、血に直接触れない限り侵食されることはない。神の御子
 の洗礼を行った聖者の遺物が、死後バーサーカーに汚された結果生まれた呪い。

【特記事項】
1世紀頃の古代パレスチナに実在したとされる貴族の娘。義父古代パレスチナの領主ヘロデ・アンティパス、
母はその妃ヘロディア。古代イスラエルの著述家フラウィウス・ヨセフスが著したユダヤ古代誌や新約聖書
の福音書などに伝わる。ヘロデ王に祝宴での舞踏の褒美として「好きなものを求めよ」と言われ、母ヘロデ
ィアの命により洗礼者ヨハネの斬首を求めた。オスカーワイルドの戯曲では洗礼者ヨハネに恋をしたサロメ
は、自分の誘惑を撥ね退け意のままにならぬヨハネを自分の物にするために、自分を色目で見ていた好色な
ヘロデに扇情的な踊りを見せてその褒美としてこの聖者の首を求め、銀の皿に乗せられて運ばれてきたヨハ
ネの唇に接吻して驚喜し、その狂態を恐れた王に殺害されたというストーリーになっている。

【特記妄想】
ヤンデレの原型。ヨハネ様?…ヨハネ様ならそこにいますよ。

  • 最終更新:2012-01-25 22:11:15

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