ウゴリーノ・デッラ・ゲラルデスカ

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ウゴリーノ・デッラ・ゲラルデスカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力B++ 耐久B++ 敏捷B+ 魔力C+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
反骨の相:A
 権威に囚われない、裏切りと策謀の梟雄としての性質。
 同ランクまでの、カリスマや魅了などのスキルを無効化する。

カニバリズム:A
 食人の性。
 魂喰いなどによる魔力の供給効率を飛躍的に高める。

【宝具】
『第九氷獄・第二円環(コキュートス・アンテノーラ)
ランク:A 種別:対域宝具 レンジ:? 最大捕捉:?
 神曲においてバーサーカーが捕えられているコキュートスの再現。
 普段はバーサーカーの体の表面を覆う冷気と化しているが、解放とともにバーサーカーの周囲をすべて氷漬けにし
 周囲のすべての対象を拘束する。この氷は魔力の流れを遮断する性質があり、魔術はもちろん
 マスターからサーヴァントへの魔力供給や地脈の流れさえも遮断する。
 バーサーカーはあくまでもこの地獄に捕らえられているだけなので完全に解放した後はバーサーカー自身でも制御ができなくなる。
 
【解説】
ウゴリーノは、ロンゴバルド王国からの流れをくむ貴族として、ピサで生まれた。
ジョヴァンニはピサで優勢であるギベリンから嫌疑がかけられていた。市の大事件が、ウゴリーノとヴィスコンティによって1271年から1274年にかけ起きた。ウゴリーノが逮捕され、ジョヴァンニが失踪したのである。ジョヴァンニは1275年に死に、ウゴリーノはもはや危険人物でないとみなされ解放され、姿を消した。
しかし彼はすぐにピサと相容れないゲルフに属する町と陰謀をめぐらせ始め、ナポリ王カルロ1世がピサを攻撃する手助けをした。恥をかかせたうえで和平をピサに強い、それから自分の汚名をそそがせ、その他全てのゲルフ派市民を追放させようとしたのである。
彼は自分の影響力を全てそそいで活動したが、数年間ピサで静かに暮らした。1284年に、ピサとジェノヴァの間に戦争が起きると、ウゴリーノはピサ艦隊の一師団の指揮官の地位を与えられた。彼の逃走によって - それは常に反逆行為とみなされる - 戦闘の日の運命は決まり、ピサはメローリアの海戦で大敗北を喫した。
しかし、彼はのちに政治的能力をみせたことから1284年にポデスタ(共和国の行政長官。神聖ローマ皇帝の代理となる)を、そして1286年には市民隊長(capitano del popolo)に選出されていた。
フィレンツェとルッカは、ジェノヴァとの戦いで敗北したピサの隙につけいろうとしたが、ウゴリーノは一定の城を割譲することで2都市をなだめることに成功した。しかし彼はジェノヴァとの和平には消極的であった。ほとんどが有力なギベリンで占められている、ピサ人捕虜の返還が伴うからで、自身の権力を失いかねないからだった。
彼はいまやピサで最も有力な人物で、自身の最高権力をしたてる準備をしつつあった。彼が、亡きジョヴァンニの息子で、実の甥であるニーノ・ヴィスコンティとなぜ権力を分けさせられたかは理由が一部定かとなっていない。二頭政治は続かず、ウゴリーノとニーノはすぐに諍いを起こすようになった。
ウゴリーノはピサ大司教ルッジェーリ・デッリ・ウバルディーニ(ギベリンの首領)と交渉に入り、自身の地位を強化しようとした。しかしゲルフ派はもう一度巻き返そうとし、大司教はニーノ、ウゴリーノ両者の市追放を余儀なくされた。そしてルッジェーリ自身がポデスタ及び市民隊長に選出された。
ところがルッジェーリはすぐ後にウゴリーノの帰還を許したが、ウゴリーノが武装した部下たちを連れてくるのは拒否した。ルッジェーリは政府機関を彼と分割しようとさえした。ウゴリーノは自分一人で元の地位に返り咲くことを決めて、アルノ川の水路を使って自分の支援者を市へ入れようとした。
危機を悟ったルッジェーリは、城を割譲しようとしたという反逆の罪でウゴリーノを弾劾し、市民が立ち上がった。ウゴリーノは逮捕され、息子ガッドとウグッチョーネ、孫のニーノそしてアンセルムッチョとともにグアランディ塔に投獄された。ここに彼らは監禁されたまま、食料を断たれて餓えて死んだ。
5人の遺骸は、ピサのサン・フランチェスコ教会に埋葬された
神曲の地獄篇、第9圏裏切り者の地獄・第2の円アンテノーラの氷の中に、ウゴリーノとルッジェーリがいる。祖国への反逆、子と孫たちを飢えから食べたとして、その悪業のためにウゴリーノは罰を受けている。

  • 最終更新:2016-12-01 23:10:43

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