アンドレイ・サハロフ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アンドレイ・サハロフ
【性別】男
【身長・体重】178cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D-
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
但し、機械類のような「己の意思のみが関わる乗騎」に限る。

【保有スキル】
千里眼:D-
視力の良さ。
彼自身が視力が良いわけではないが、宝具を観測する観測機を展開することで間接的に遠距離を確認できる。

不阿世の徒:A
世論や権力に迎合することなく、己の意思を曲げなかったことを示す。
令呪やスキルによる「強制」が己の主張に反する時、一定確率で無効化する。
ライダーの場合は一貫して人権擁護・反核の意思を曲げず活動し続けた。
従って、ライダーは戦闘や人の命を蔑ろにするよう強制する効果を8割程度の確率で無効化する。

【宝具】
『過つ皇帝(ツァーリ・ボンバ)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:99~ 最大捕捉:万単位
ライダーが研究・構築した理論に基づいて作成された、現代に蘇った神話の炎。神秘を捨てた人類が手にした、史上空前の大火力兵器たる水素爆弾。
神話の武装と異なり現行世界と全く同じ法則で起動するこの宝具は、その使用法も同一である。
基本的にはTu-95戦略爆撃機を展開し、それに搭載した上で高高度まで上昇、投下する。そうしなければ、ライダーが巻き込まれて諸共に吹き飛ぶからである。
一度起爆すれば、その規模は数々の宝具と比べても尚頂点に近い。
爆発による直接的火球の直系は4km強、致死放射線半径が6.6km、爆風の殺傷半径が23km、致死級の熱線の照射半径に至っては実に58kmに及ぶ。
小国程度なら容易に壊滅させ、その爆発の衝撃波は世界を3度震えさせる。
世界大戦に用いられたあらゆる爆轟兵器の火力の総計にさらに数倍するほどのエネルギーを持つこの宝具は、単体兵器としては人類史上並ぶモノ無き人工太陽である。
尚、ライダーはそのあまりの威力に深いトラウマを持っているため、基本的に絶対に使おうとはしない。

【Weapon】
「特別改修型Tu-95戦略爆撃機」
運搬用の機体。ライダーの宝具たる爆弾を投下場所まで運搬するためのもの。
特別改修型というだけあり、他に一切の武装を持っていない。
また、ライダーは操縦士としてのスキルを持ち合わせていないため、文字通り飛んで、運んで、落として、着地する位しかできない。

「Tu-16V双発爆撃機」
測定用の機体。一応こちらも水素爆弾の運用は可能だが、ライダーはもっぱら周囲の撮影やデータの測定に用いる。

【解説】
ソビエトにおける「水爆の父」と讃えられた研究者にして、ノーベル平和賞を持つ反核・人権運動家。
基本的には宇宙線の研究や原子力の研究に携わっており、1948年以降は原子爆弾の開発に取り組んだ。
やがて「第一の考え」「第二の考え」を経て「第三の考え」、即ちテラー・ウラム型の水素爆弾を開発、ソビエトにおける水爆実験を初成功させた功労者である。

しかし、その水爆のあまりの威力、原子爆弾による環境汚染を目の当たりにしたサハロフは以降反核運動に取り組むようになる。
その活動はノーベル平和賞を受賞するに至ったが、受賞を快く思わないソビエトによって批判され、褒章も栄誉も全てを奪われ流刑、国を追放された。
やがてゴルバチョフ最高指導者によって流刑が解かれ国に戻ったサハロフはその後も人権活動を続け、
その勇気と良心に基づく行動から「ペレストロイカの父」として尊敬を受けるようになった。
今も欧州議会には「サハロフ賞」と名付けられた賞があり、言論・思想の自由を守らんとする人々に与えられている。



人間としては間違いなく有能・偉人。
鯖としてはまず使えない系サーヴァント。

  • 最終更新:2019-06-13 22:38:32

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