白河院

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】白河院
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C+ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 幾度も焼けては再建された法勝寺と同じ、八角九重の大塔を備えた“神殿”を形成することが可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。密教や歌道の信仰に関する魔術的な道具を作成出来る。

【固有スキル】
皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 「専制の主」と呼ばれた大君主。もっとも、権力を振るい過ぎた後に待っていたのは武家の世であった。

魔術:C
 神仏混淆の魔術を習得。特に真言小野流との関わりが深い。

【宝具】
『三不如意(さんふにょい)』
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 賀茂川の水、双六の賽、山法師。
 生前キャスターの意のままにならなかったという三者は現代的な見方をすればバラバラに見えるが、当
 時の考えではいずれも“神(仏の垂迹でもある)意”に応じて目の前に現れる存在であった。
 “神性”スキルを持たぬ者への、絶対的な命令権。
 意志を確かに持たなければ、サーヴァントであっても思わず膝を屈してしまう。
 相手の日本との縁の深さに応じて魔力消費量は変化する。
 日本が舞台であれば、現代の国自体を動かすことも可能。

『雨水禁獄(うすいきんごく)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 予定されていた経供養が雨により三度延期させられ、当日にも降られたキャスターは遂に「逆鱗」に至
 ると、雨を器に入れて獄に入れさせたという。
 周辺の水分を眼前に出現させた「獄」とその周囲に集中させ、時間経過と共に大気や生物に含まれてい
 る水分を奪い取り、枯死に至らしめる。「獄」の範疇を超えた水量は摂取不可能。

『両三年の不殺(りょうさんねんのふさつ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 死の二三年前から、実態はさておき建前上は諸国に出されていた殺生禁断令。
 一定時間殺生を禁止し、破った者がいれば各自の器に応じた「遠方」へと転移させる。
 光速で移動可能な英霊の場合は、地球の外まで跳ね飛ばす。

【Weapon】
『無銘・数珠』
 
【解説】
 第72代天皇(1053~1129)。御諱は貞仁。誕生が深夜であった為、この時代以降の天皇としては珍し
 く、出生した日が明らかでない(史料により6月19日とも20日ともされる)。
 父の後三条院は摂関家と外戚関係を持たず距離を置いていたが、キャスターの代になって関係は回復さ
 れるものの、キャスターは完成し定着しつつあった天皇と摂関家という政治形態に院政という新たな要
 素を投下、諸権門が勢力を競う、中世という時代を生み出した。
 好色の人でもあり、養女であった璋子との間に禁忌の関係があり、その結果生まれたのが後の崇徳院で
 あったという噂が、後に保元の乱を生み、そこから更に「武者の世」が生み出されることになる。
 とにかく逸話の多い人物であり、上記以外では永長の大田楽への参加、奥州十二年合戦の回想を冒頭だ
 け聞いて情感十分であると止めさせた話、生前に画像だけで五千を超える仏像を供養して功徳が如何程
 あるかと永観に訊ねたところ、物質的作善より念仏を重んじていた永観からは「無いということはよも
 や御座いませんでしょう」とあっさり返された話などが知られている。

  • 最終更新:2016-06-04 07:32:10

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