狩人

【元ネタ】Bloodborne
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】-
【性別】不定
【身長・体重】不定
【属性】秩序・混沌
【ステータス】筋力A+ 耐久D+ 敏捷A++ 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 対象に気取られず、背後を取る技術。確実に獣、もしくは人を死に至らしめるため磨かれたスキル。
 あくまで、高い技術の域を越えるものではない。


【固有スキル】
武芸百般:A
 狩人の時代、多くの人間が獣を狩るため、狂気を払うため、あるいは血に酔うために、柔軟な対応力と破壊力を武器に求めた結果、独特の変形機構や攻撃作用をもつ「仕掛け武器」が産み出された。
 それらは複雑な操作と、確かな戦術を使い手に要求し、中には星に由来する神秘の武器も含まれたが、狩人はそれらを使いこなし、多くの命を葬ったという。
 狩人自身のこのスキルにより、装備することのできる武器であれば、いかなるものでも使いこなすことができる。
 ただし、Aランクより上の宝具については、狩人のステータスを超えるため、装備する事自体ができない。

血の遺志:A+
 獣、人、あらゆる命を奪った際に発生する温かい「何か」。
 狩人はこれを求め、「人形」と呼ばれた存在の力を借り、自らの糧としたという。
 その本質は不定形な力の根源であり、したがってたとえ狩人に直結する聖遺物を用いた召喚であっても、性別、姿も含めて、どういった狩人が召喚されるかは、マスターの在り方に大きく左右される。

カレル文字:B
 「上位者」と呼ばれた、姿すら捉えがたい高次元の存在が発する、名状し難い声を表した記号。
 その文字を脳裏に刻むことで、狩人は様々なステータス補正を得ることができる。
狩人の手持ちは以下の三文字のみ。
「大いなる湖」
 静かな水面を模した一文字。狩人への攻撃に対し、4%のダメージカット判定を行う。
「血の歓び」
 開いた傷口を模した一文字。狩人がクリティカルヒットに成功した場合、一定程度狩人の体力を回復する。
「左回りの変態」
 変化そのものを模した一文字。狩人の耐久にプラス補正。

啓蒙:E
 何らかの方法で上位者の存在に近づいたとき得られるという、新たな思考を拓く何か。
 狩人の時代、上位者に近づいたものは多くが発狂し、あるいは獣に身を堕としたが、ごく限られた者は啓蒙を使いこなし、ある者はより高次元の存在に干渉し、またある者はさらに深く狩りの悪夢に身を委ねたという。
 啓蒙はその度合いによって0(ランクなしに相当)から99(ランクA+++に相当)までの指数で表す事ができたが、聖杯が狩人を顕現させる際、現代の知識を先に教示したため、狩人に残された啓蒙はわずか3のみ。


【宝具】
『狩人の夢(工房)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
 血と裂けた肉、狂気と炎が身を削る狩りの悪夢において、唯一狩人が安寧を得ることができた、外界から隔絶された空間。
 霞の中に花が咲き、中天に月がかかる、幻想的なこの空間は、しかし狩人と呼ばれた存在の、墓標でもあった。
 狩人がどれだけ力尽きようとも、その遺志はこの空間に戻り、望む限りの戦闘継続(厳密にはやり直し)を行うことができる。
 また、この空間にいる「人形」と呼ばれる存在は、血の遺志を変換することで、人智を越えた力を狩人に与えたという。
 聖杯戦争においては、狩人は現代に受肉し、定着してしまったために、この空間とのつながりは次元レベルで断絶してしまった。
 仕掛け武器を含む、狩人が持っていた道具の多くはこの工房に保管されているため、狩人のステータスは大きく制限されている。

『共鳴する小さな鐘』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:100~ 最大捕捉:1
 かつて、獣狩りの中には、あまりに強大な獣を前に、他の狩人の助力を求めた者がいた。
 簡単に命を奪いうる爪と牙がその身を襲い、また時として狂気や義憤から、狩人同士の殺し合いも起こりうるこの時代において、それでも確かな意思を持って、他の狩人を助ける狩人がいたという。
 彼らは助けを求める「狩人呼びの鐘」の音に、この「共鳴する小さな鐘」を鳴らして答え、次元を越えて協力したという。
 即ち、これは助けへの応答の宝具であり、単体で効果を発揮するものではない。
 その逸話から、令呪への反応性をわずかに高める効果を持つに留まっている。

 
【Weapon】
『ノコギリ鉈』
 狩人が手持ちでもっていたため、聖杯戦争に持ち込むことのできた仕掛け武器。
 皮を裂き、肉を断つノコギリと、長柄の鉈の二形態へ自在に変形し、多くの獣狩りが愛用した。
 仕掛け武器全般に共通するが、変形時は火花が散るほど高速で変形機構が作動するため、変形の勢いそのものを攻撃とすることが可能であり、戦闘中も変形によって隙が発生することがなく、柔軟な対応力を発揮することができた。
 この武器が持つ特性と、狩人の施した調整により、獣の因子を持つものに追加のダメージを与える。

『慈悲の刃』
 片手で扱う刃と、両手で扱う双刃の間を自在に変形する仕掛け武器。
 ごく軽量で、数ある仕掛け武器の中でも飛び抜けて迅速な連撃を繰り出す事ができる。
 その扱いには柔軟な戦術と、独特なステップを織り込んだ攻撃が求められ、使いこなすには並外れた技量が必要であった。
 星に由来する金属を用いた希少な武器であり、「烏羽」と呼ばれた、唯一人の狩人が使用したと言う。
 如何にしてサーヴァントとしての狩人がこの武器を手に入れたかは語られていないが、烏羽の狩人を殺して奪ったとも、何らかの誓約とともに、烏羽の狩人から託されたとも言われている。
 攻撃時、魔力による追加ダメージが発生する。

『獣狩りの短銃』
 狩人が愛用した、片手で扱う軽量な拳銃。
 血と水銀を混ぜた特殊な弾丸を発射し、単発式にも関わらずノータイムでの装填・射撃が可能。
 対象の攻撃発生時に銃弾がヒットすると、対象の体勢を崩す効果を持つ。
 狩人の手持ち弾数は、持ち合わせた20発のみ。
 

【解説】
Bloodborneの主人公キャラクター。
狩人の悪夢と呼ばれる空間で、獣を狩り続ける。
 数万の狩人を狩り、その名を轟かせている者もいれば、道半ばで心折れ、歩みを止めた者もいる。
 ひたすらに己の強さを求める者もいれば、別の狩人を助け、強力な獣を討ち滅ぼし、誰かの記憶に刻まれた者もいる。
 そうした狩人と呼ばれる存在が、英雄として昇華したもの。

  • 最終更新:2016-06-23 08:19:21

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