小早川秀秋
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】小早川秀秋
【性別】男性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
【固有スキル】
反骨の相:E
恩知らずな性質。また、恨みがましい気性。
同ランクの「カリスマ」を無効化する。
地獄耳:B
ソナーの如く研ぎ澄まされた過剰なまでの聴覚。
微かな物音さえ耳聡く察知出来る反面、大きな音などに弱くなる。
関が原では家康軍が撃ちかけてきた事に恐れをなして東軍についたとされるが、
彼我の距離からすれば銃声が聞こえるはずもなかったという。
親の七光:D
自身と吊り合わぬほど高名な父母を持つ者が得るスキル。
Dランクの場合、親の4割分の知名度補正を受けることが可能になる。
相手に対し自身の能力を1ランク高く見せる効果もある。
はじめ豊臣秀吉の、後に小早川隆景の養子となった。
【宝具】
『天下分け目の返り忠(じんめんじゅうしん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
敵勢を分断し相争わせる宝具。秀秋の離反に連鎖して西軍諸将が次々に離反した逸話の具現。
同盟者を裏切り攻撃を仕掛けることで発動し、
対象と協力しているサーヴァントに、バーサーカーと同調して対象を攻撃するよう強制力を働かせる。
この強制力に抵抗した場合、全パラメータが2ランクダウンする。
この効果はバーサーカーの消滅後も対象が存在する限り継続される。
【解説】
安土桃山時代の大名。
秀吉の甥であったことから一時は後継者候補でもあったが、
豊臣家に秀頼が生まれたために小早川家の下へと養子に出される。
朝鮮出兵では自ら馬に乗り加藤清正らを救出するという活躍を見せたとされるが、
これが大将に相応しくない軽率な振舞いと責められ大幅な減封を受ける。
これにより領地・家臣の多くは石田三成の下に吸収され、それ以外の多くの家臣も秀秋の下を離れた。
秀吉没後は旧領に復帰し農民保護に務めるが、
徳川家康の上杉征伐に乗じて石田三成らが挙兵した西軍派に加担する。
尤も秀秋は西軍に心を寄せておらず、家康に何度も内通を打診していた。
しかし、これが(なぜか二度に渡って)門前払いを受けたため、秀秋は松尾山を強引に占拠するという形で帰属を明らかにする。
いざ関ヶ原の戦いが始まると
家康に味方するわけでもなく、さりとて西軍に味方するでもなく、東西の戦いを傍観した。
傍観した理由は、最も古い文献では、松尾山の霧が晴れなかったため情勢が分からず動けなかった、というものだが、
後世の文献では西軍に関白の地位を約束されて日和った為、とされる。
苛立った家康が銃を撃ちかけたため、慌てて東軍に就いた、ともされるが、
近年の研究では彼我の距離から銃声が聞こえるはずもないとされ、信憑性は大分怪しい。
ともあれ秀秋は東軍につき、西軍方の大谷吉継の隊に襲いかかったが、
松野重元の無断脱退や、大谷吉継が秀秋の離反を見抜いていたこともあり苦戦する。
しかし、この秀秋の離反に連鎖して西軍の諸将の離反が相次いだため大勢は決し、関ヶ原の戦いは東軍勝利に終わった。
この功績が評価され、55万石の大大名となるが僅か2年後に早世した。
一説には大谷吉継の祟りによって狂死したという。
死因については他にも多種多様な説があるが、どれも秀秋の名誉を貶めるもので占められており、
秀秋の評判が芳しくないものだったことが伺える。
- 最終更新:2016-05-24 23:29:12