ルシフェル

【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】ビーストⅢ
【マスター】なし
【真名】ルシフェル
【性別】男性
【身長・体重】190cm~7600万km2・??kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+++ 耐久A 敏捷EX 魔力EX 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。英霊であろうと神の被造物である人類である
限り、特攻性能を発揮する。また、神話に置いて『悪』の側であった神霊に
対しても特攻性能が発揮される、

単独顕現:B
単体で現世に現れるスキル。一度地上に姿を見せれば人間達は欲望の侭
に振る舞い、世を堕落と混沌に陥れ無意味な戦争を誘発する。このスキルは
“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いた
タイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

自己改造:EX
権能によって得た莫大な魔力を用いて自身の霊基を作り変える。通常の霊基状態(ルシファー)
から全長60メートルを超える竜体へ変貌する。『黙示録の赤き竜』へと変じたルシフェルは
ランクA++以下の攻撃を全て無効化する。

【固有スキル】
明けの明星:EX
金星の化身であるが故に得た天体操作能力。この権能を用いる事によって
宇宙に漂う小惑星を無数の隕石と化し、地球に落とす事が可能。また、金星
の光を浴びた者は一切の枷が外れ欲望の侭に振る舞うようになる。彼が地上
に姿を現し7日が経過した時、人類は無意味な争いの果てに死滅する事となる。

黎明の子:EX
かつて『光をもたらす者』と呼ばれ熾天使の長として君臨していた時代に持って
いた権能が堕天により反転したもの。地球上に存在する人類が持つ悪意の総量
をそのまま己が力に還元し、致死ダメージを負っても悪意を糧に復活し続ける。
人類が悪意持つ限り、彼に終わりは訪れない。

ネガ・ホープ:A
ビーストⅥが持つ『ネガ・メサイヤ』と同類のスキル。人類が持つ正しき理性を
悉く否定する概念結界。これを帯びたビーストⅢは人類史より生まれたサーヴァント
の宝具に強い耐性を持つ。

【宝具】
『黙示録の四騎士(ナイツ・オブ・アポカリプス)』
ランク:EX 種別:対世宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
黙示録に描かれた四騎士『ホワイトライダー』『レッドライダー』『ブラックライダー』
『ペイルライダー』の四騎を疑似的なサーヴァントとして現界させる。この四騎は
それぞれ『支配』『戦争』『飢餓』『疫病』を操る権能を所持しており、一度世に
解き放たれれば人類に絶大な災厄を齎す。彼等はビーストⅢの一部である為、
ビーストⅢがいなければ現界を維持出来ない。彼等に自我はなく、ただ『人類の絶滅』
を目的として稼働し続ける人形である。

『光を掲げるもの(ヘレル・ベン・シャヘル)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
原罪のⅢ。ビーストⅢが持つ権能を使用した天体落とし。真エーテルで形成した偽りの
金星を地上に落とす滅星の光。真エーテルで形成された疑似天体は地上に衝突した
瞬間本物の金星と置き換わり、その超質量で星を砕く。

【Weapon】
黒剣(無銘)
彼が手にした黒塗りの偃月刀。特殊な能力は宿っていないが、強大な膂力で
振るわれたこの剣はあらゆるものを両断する。

【解説】
旧約聖書に置いて堕天した天使長にして悪魔の王、ルシフェル。神学で固定化された概念
によっては悪魔王サタンと同一の人格とされ、黙示録に登場する七頭十角の赤き竜も彼と
同一の存在とされる。
かつてルシファーは『光をもたらすもの』と呼ばれ、天使の中で最も美しい存在だったが
創造主たる神に対して謀反を起こし、天を追放された。
彼は神の被造物たる人類を導く為、神は絶対でなければならないと考えた。故に神の存在
を不可欠のものとする為、神に敵対する『悪』が必要だという結論に達し、自らその『悪』
となり神が導く世の礎となったのだ。全能の神が作り上げる、完璧なる人の世の為に。
 だが、彼の思惑に反し人類は愚かなままだった。戦争は常に絶えず、挙句の果てに神の
名を免罪符とした意味のない殺戮まで行い、人類は欲望の限りを尽くした。
 …自分は間違えたと、彼は己の行いを悔いた。自身が『悪』となってまで導こうとした人類
は、己の欲望の侭に振る舞う獣に過ぎなかった。神は、人類の作り方を間違えた。
 獣の世に存続の意味は無い。我が身の過ちは、我が手によって清算する…この世全ての
人類を、最期の一人に至るまで抹消する事で。
 堕ちた熾天使など偽りの名。
 人を理性なき獣と定義したその傲慢、その身勝手な悔恨による独善にて彼のクラスは決定された。

 その名をビーストⅢ、七つの人類悪のひとつ、『慙愧』の理を持つ獣である。


 折角なので作ってみましたビーストⅢ。七章のある人物の台詞から人類悪の一つに
『慙愧』があるであろう事が分かったので、それに当てはまる存在は何かと考えた結果、
ルシフェルに辿り着きました。無理やりな独自解釈のチートキャラだけど、ビースト
自体がチートの塊だからと開き直って作成しました。通常の霊基状態だと様々な創作に
出てくる『堕天使』そのもののような姿をしているが、本性を現すと七頭十角の赤き竜へと
変貌するラスボス仕様。ビーストⅡと違い会話は成立するが、悪魔らしい傲慢さで相手の意見
は一切聞き入れない為人類の敵である事に変わりは無い。ビーストⅠと異なり人類に対しては
『神の被造物だから完璧であるべき』と考えており、『完璧ではない人類を救う必要はない』との
結論に達した為新たな人類史を作ろう等とは考えていない。あくまでも自分自身の傲慢な悔恨を
晴らす為だけに人類を滅ぼそうとしている点が人類史を1からやり直そうとしていたビーストⅠとの
違いである。


  • 最終更新:2017-01-20 01:12:27

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