ケレディル

【元ネタ】アーサー王伝説、ウェールズ伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ケレディル
【性別】男性
【身長・体重】210cm・131kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷C+ 魔力E+ 幸運E+ 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:A
 宝具を除く全てのパラメータに+を付加するが、理性の大半を奪われる。

【固有スキル】
自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 心臓破壊時の霊核への影響を、父親の心臓により一度だけ無効化できる。

動物使役:E
 恐怖によって動物を操る力。
 統率力こそ上がるものの、動物の士気は極度に減少する。

使い魔:C-
 宝具である鋏を用いた厭魅厭勝術。
 生物を象って切り描いた形を、己の意思に従う疑似生物として行使できる。
 ……狂化した身で上手く描けたなら、の話である。

【宝具】
『断裁剪刀(シスウルン・キヴルッフ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 魔の猪トゥルッフ・トゥルウィスから奪い取った大鋏。
 二度に渡ってこの鋏より有効打を受けた個体は、
 二つの切り口に“鋏まれた”箇所に発生する空間断層によりその身を切断される。
 二つ目の傷を受ける以前に先の傷を完治させておく事により回避できる。
 対象が巨大である程に、その切断には大量の魔力が必要となる。

【Weapon】
『引き紐』
 アルスルのもとから逃げた最強の戦士にして巨人、
 騎馬武者ディシスの髭から作られた猟犬の引き紐。
 繋いだ相手に対する騎乗ないし動物使役スキルの効力を増強する。

【解説】
 ヌウィソンの息子なる野生児ケレディル、もしくは
 銀の眉のヘトゥンの息子なる野生児キネディル、或いは
 籟病やみのヘトゥンの息子なる野生児キネディル。
 同名~類名の別人なんだか同一人物なんだかわかりゃしないのだが、
 ウェールズ語原文からのマビノギオン邦訳者は全て同一人物としている。

 巨人の長イスパザデンが言うには、
 ディシス・ヴァルヴァウクの髭から作った紐で
 二頭の猟犬を繋ぎ止める事ができるこの世で唯一の男にして、
 山に棲む獣のうちで最も気性荒い動物よりも九倍も猛々しい男。
 グライダウルの息子グウィシルに従ってニッズの息子グウィンと戦うも捕虜となり、
 グウィンの手で父ヌウィソンの心臓を食べさせられた事で正気を失ったとされる。
 人の王から神罰で凶悪な大猪へと変えられたトゥルッフ・トゥルウィス、
 アルスルに仕える戦士達を大勢殺した彼がハヴレン川で一時水中に追い詰められた時、
 その耳の間から女神の子マボンが剃刀を、野生児ケレディルが大鋏を奪い取った。

 コャスコを見ていて鋏持ちを捻り出したくなっただけという。

  • 最終更新:2017-01-25 00:13:27

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