黄蓋 公覆

【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】黄蓋 公覆
【性別】男性
【身長・体重】171cm・72kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

半人半機:A
 中華サイボーグ。『苦肉の策』の一環として超軍師『周瑜』に肉体を改造されている。
 臓器や神経は全て機械化されており、これらを通じた干渉を完全にシャットアウトできる。
 また痛覚を初めとする、様々なバッドステータスを無効化して肉体を運用できる。
 このスキルはAランク相当の戦闘続行スキルを兼ね備えており、
 要塞並の堅牢さも相まって、核爆発さえ凌ぎうる防御性能を発揮する。

【宝具】
『憲章鉄鞭』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 相手の肉体を打つと同時に心をも打ち据える中華ガジェット。
 本来の用途は懲罰にあるが、戦闘にも十分な性能を持つ。
 物理ダメージに加えて精神ダメージも与えることで、対象の恐慌を促す。
 精神ダメージは精神干渉に対する耐性で回避可能。
 なお憲章とは狴犴(訴訟を好む霊獣)の別名である。

『苦肉計・赤壁鏖兵』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 自身に搭載された炉心の動力を暴走による自爆攻撃。
 大規模爆発と国土の汚染による疫病を齎す、言わば人間核弾頭。
 その威力は現代の大量破壊兵器と同等以上。副次災害により悪疫も広げる対国規模の最終兵器である。
 ただし、 発動後は瀕死の状態になり、さらに全パラメータが2ランク低下する。

【Weapon】
『鉄鞭』
 鋼鉄で出来た棒状の打撃武器。三国時代には存在しない。
 刃を通さぬ重装備の対抗策として、剣の代わりに使われた。
 鞭と名付けられてはいるが紐状の武器ではなく、刀身を鉄棒に変えた剣と言ったほうが正しい。
 鉄棒の部分は段々状に区切られており、衝撃点を集中させることで威力を増大させている。

【解説】
 三国時代、呉の武将。字は公覆。
 孫呉三代に仕えた宿将。

 父を失い困窮したが、青雲の志を抱いて勉学に励み、孝廉(最上級のエリートコース)に推挙された逸材。
 孫堅が兵を挙げるとその下で武功を挙げる。孫堅の死後は孫策に、孫策が早世すると孫権に仕えた。

 曹操と孫権・劉備連合軍の戦い──いわゆる赤壁の戦いでは、
 彼我の戦力差を鑑みて、偽装降伏による火攻めを立案し、自ら実施。

(演義では『苦肉の計』──周瑜との対立を装い、自ら兵卒の前で鞭打ち刑に晒される事により、
 曹操の信用を得て火攻めを成功させた)

 赤壁の勝利に大きく貢献したが、自身は激闘の中で流れ矢(演義では張遼の矢)を受け、長江に落水してしまう。

 這々の体で兵士に救出されたものの、黄蓋だと気付かれなかったために厠に放置された。
 息も絶え絶えの中、友である韓当の名を呼んだところ、韓当が気づいて助けてくれたため、一命を取り留めたという。

 黄蓋の風貌は厳格、豪毅であり、民衆をよく養育し、士卒にも慕われ、職務を滞らせることはなかった為、
 統治が困難な地域に派遣される事が多かった。

 彼はどの地域でも反乱を武力で鎮めつつ、弱きを助け強きを挫く政治を行い、異民族さえ心服させた。
 その為、彼が病没した後は、黄蓋の肖像を描き、季節ごとに祭りを行う地域さえあったという。

【蛇足】
 自爆はロマン。


  • 最終更新:2013-12-25 00:04:13

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