黄忠 漢升

【元ネタ】三国志演義 全相三国志平話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】黄忠 漢升
【性別】男性
【身長・体重】174cm・65kg以上
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
蛮勇:A
 無謀な勇気。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。
 
【宝具】
『百歩で柳を穿つ(黄忠射竹箭)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3~10 最大捕捉:1人
 弓を二度空引きした後、関羽に対処させずに兜の緒を射抜いた逸話の具現。
 矢を番えず空引きし、その弓弦の音を聞いた者の射撃対応スキルを無力化する。
 更に二度目の弓弦の音を聞いた者は、次に放たれる矢の視認、気配察知を著しく阻害される。

『老当益壮(老黄忠)』
ランク:B~B++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 「老いて益々盛んな人」を指す故事成句となった黄忠その人。
 自分よりも若いサーヴァントと対峙したとき、30ターンの間、筋力、耐久、敏捷の値が敵を上回る。
 複数人を相手にした場合も相応のパラメーターとなるが、応じて持続ターンも短くなる。
 老齢を理由に軽視されるほど格闘、射撃ダメージに補正を得る。
 
【Weapon】
『無銘・弓矢』
『無銘・象鼻刀』
 薙刀の先端が象の鼻のように巻いている長柄武器。

【解説】
 『三国志演義』において弓の名手であり、老いても衰えない武勇の持ち主。
 長沙の韓玄に仕え、攻めてきた劉備軍の関羽と60歳にして互角の勝負を演じる。
 激闘の際に馬がつまづいて落馬するが、攻撃しなかった関羽に黄忠は感じ入り、
 得意の弓矢で関羽の兜の緒のつけねに射当てて返礼とする。
 後に劉備の下で益州戦や漢中攻略で功績を重ね、五虎大将軍の称号を受けるが、
 関羽は一度は腕を認めた事があるにも関わらず、同列にされることを嫌がっている。
 夷陵の戦いの最中に、劉備が老いた将と比べて若い武将の活躍を称えたため、
 負けん気を起こした黄忠は少数で潘璋の陣へと斬り込んで矢傷を負い、自殺に近い最期を遂げる。
 『全相三国志平話』においては、弓に関するエピソードこそないものの、
 呂布を制した張飛、また猛将である魏延を同時に相手にして互角に打ち合う実力を見せる。




【元ネタ】三国志 三国志演義など
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】黄忠 漢升
【性別】男性
【身長・体重】171cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、
 言語能力が単純になり、複雑な思考を長時間続けることが困難になる。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
 その勇は劉備の率いる三軍の中でも筆頭だったと言われ、常に先駆けて敵陣を落としたという。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

老当益壮:A
 老齢となって益々強まった武勇を体現する特殊スキル。
 自身にかけられた能力低下の効果を反転させ、能力値を上昇させる。
 老化やバステ、負傷などで肉体が弱るほどに強力なサーヴァントとなっていく為、
 一撃必殺以外の手段ではバーサーカーの打倒は困難である。
「老いてますます盛んなるべし」とは後漢の武将馬援に由来する故事成語だが、黄忠が引き合いに出されることが多い。

【宝具】
『赤如血刀』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
 血を吸収する事で切れ味を増す、黒い刀身の刀。伝承では黄忠刀と呼ばれるもの。
 斬った相手の血を吸えば吸うほど、刀身が赤く染まり、威力が向上する。
 ただし、時間が経過すればするほど、吸収した血は失われ、刀身の色も戻っていく。
 また、真名を解放する事で、溜め込んだ血液を無数の刃と化して周囲一体に放射する。
 一日の間に百数回振るわれ、数百の兵を斬り殺しても、刃毀れ一つなかったという逸話の具現。
 後に魏の将軍鄧艾の手に渡ったという。

【解説】
 三国時代、蜀漢の将。字は漢升。
 武勇は三軍の筆頭とされ、義に厚い壮士であったという。
 赤壁の戦いの後、劉備が荊州南群を攻略した際に帰順。
 益州入りでは劉備の指揮の下、常に先駆けて敵陣を陥落させた。
 漢中攻略戦でも従軍し、敵の大将夏侯淵を討つという大功を挙げている。
 この功績で征西将軍、後将軍と出世を重ねたが、その後に病で亡くなった。
 夏侯淵を倒しただけの一発屋と思われがちだが
 直接活躍ぶりを目にした馬超・張飛は黄忠の大出世に納得しているため、
 重責に足る能力があったと見ていい。

 三国志平話(民間伝承)では張飛、魏延の二将を一人で相手取ってなお互角に戦う最強の武将である。
 演義では弓の名手であり、武勇と義を備えた勇将として描かれる。
 しかしながら老将と侮られるのを嫌っており、夷陵の戦いでは劉備が老兵を軽んじる発言をした為に逆上。
 少数の兵を率いて敵将潘璋の軍に挑むが、馬忠に受けた矢傷の為に死亡する。

 アーチャーの場合は弓の宝具も持つが、バーサーカーのため刀しか持ってこれないようだ。

  • 最終更新:2015-12-14 23:43:25

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