【元ネタ】平家物語
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】鵺
【性別】不明
【身長・体重】不明
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
 
騎乗:C
 騎乗の才能。雲や煙の操縦は得意だが、人間の乗り物は扱えない。

【固有スキル】
自己改造:A+
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

呪術:A
 トラツグミの不気味な鳴き声。
 時の帝をも怯えさせた呪いは対象の生気を吸い取り、
 ライダーを退治しない限り終わる事はない。

飛翔:B
 自前の翼による飛行能力。
 飛行中の判定におけるAGI(敏捷)はこのスキルのランクを参照する。

【宝具】
『得体の知れない曖昧朦朧』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビ。鳴き声はトラツグミだったと言う―――。
 ライダーが纏う謎の黒煙及び肉体そのもの。冒頭の解説すら一文献で取り上げられた物に過ぎない。
 黒煙に攻撃能力はないが覆っている物の正体を隠蔽する特性を持ち、
 同ランク以上の直感スキルがなければライダーの現在位置を捕捉する事が出来ない。
 また黒煙を排除したとしても、伝承によって正体が異なるライダーの本質を見破る事は難しく、
 視認しても一切の情報を入手、考察する事が出来ない。

『死してなお鳴き声止まず』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
 死霊の祟り。死後馬となって仇の懐に潜り込み、主君への無謀な反乱を誘発させた伝説の再現。
 ライダーがリタイアする事で発動条件が満たされ、聖杯戦争に関係する人物に防御不能の呪いをかける。
 この呪いの影響下にある者は当人の意思に関わらず主従関係を破綻させ、いずれ破滅する。
 マスターとサーヴァントの主従関係という聖杯戦争の前提を脅かす宝具である。
 ただし、ライダーの真名を名付けた塚に死霊を弔えば祟りは終了する。

【解説】
 平安時代末期の日本に現れた物の怪。
 二条天皇の御代、京は清涼殿に謎の黒煙がどこからともなく飛来する怪事が起きた。
 その黒煙は不気味な鳴き声を伴って毎晩京の上空を覆い、帝は恐怖のあまり病に伏してしまう。
 高価な薬や高名な僧の祈祷も効果がなく、万策尽き果てた朝廷は武勇で名を馳せた源頼政にこの退治を命じた。
 頼政は黒煙に向かって山鳥の尾で作った矢を放つと、大きな悲鳴と共に物の怪が地上に落下した。
 その姿はサルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビだったと言う。
 鵺のその後は、鵺塚に丁重に葬られた、頼政の飼い馬となり彼の破滅の一端を担った、等諸説ある。
 以上の解説は主に『平家物語』によるが、鵺の伝承は日本各地に分布しており、話によって鵺の正体や姿は異なる。

 様々な動物の継ぎ接ぎで正体が分からない為、鵺は得体の知れない人物、掴み所のない人物を表す例えでもある。


  • 最終更新:2014-02-20 22:39:36

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード