頂生王
【元ネタ】インド・伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】頂生王
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
【固有スキル】
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
かつて全世界の富を私有していただけあり、何をいくら買おうが困窮することはない。
宝の雨を国土に降らせたという伝承がある。
軍略:A
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正
が与えられる。
そのランクは、数多のインド人を恐怖せしめたイスカンダルをも上回る。
カラリパヤット:B
古代より伝わるインドの武術。
専門の武術家ではないが、そのレベルは一般に知られているものとは次元を異にする。
星の開拓者:D
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
かつて全世界を征服したが、世界そのものに業績を忘れられる程の年月により劣化している。
神性:E
神霊適性を持つかどうか。仏教文献では、釈迦の前世の一つとされている。
【宝具】
『聖帝七宝(セブン・トレジャーズ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1000人
全世界を征服するという転輪聖王の証であり、自ずから集まって来たという七つの宝。
三十三天以下の高さであれば虚空をも移動可能な金輪宝(戦車)、世界を一周して戻って来たとい
う白象宝と紺馬宝、容姿端麗、体臭は芳しく五感に優れ、王の体調と意図を悟る女宝、一切の望む
物を生み出す宝摩尼珠、地上から地中、海水を撓ませて海底にあるとされた物まで一切の宝を発見
して見せた主蔵臣、最高の兵法を知り、倒すことにも守護することにも秀でた主兵臣。
『古今無比の大金輪(ジャンブー・ドヴィーパ・チャリオット)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1 最大捕捉:10人
かつて須弥山を囲む四天下に君臨したという、ライダーの軍団の力を金輪宝に凝縮した宝具。
ライダーは神通力で四兵(歩兵・騎兵・戦車兵・象兵)を飛行させ、侵略を続けたという。
ぶつかる物は軍勢であれ城壁であれA+以下の宝具であれ、全て粉砕する金輪の戦車。
対象が英霊であった場合、スキル「神性」がなければ問答無用で打ち倒される。
【Weapon】
『無銘・金剛杵』
【解説】
ヒンドゥー文献と仏教文献の両方に登場する、かつて『全世界を征服した王』。
大乗仏教では、『涅槃経』や『金剛般若経』の記載で著名。
梵語ではマンドハタール。その名は父王の頭に出来た腫瘍から誕生したという、ゼウスとアテナを
髣髴とさせる伝承に由来している(以下、仏教文献の説から主なものを上げる)。
大昔に通常の人間が住む世界である南瞻部洲を統一したが、それだけでは飽き足らず、身長も寿命
も性質も異なる異人種が住んでいる、東勝神洲・西牛貨州・北俱盧洲まで征服した。
最後は神々の世界まで征服しようと大軍団を率いて三十三天まで攻め上ったところ、四天王もライ
ダーとの戦いを望まず道を開け、帝釈天は玉座の半分を分かつという、アルジュナと同等の待遇で
迎えて統治権の共有を認めた。
その時のライダーの威光はすさまじく、神々もまばたき(神はまばたきしない)を除けばライダー
と帝釈天の区別がつかなかったという。
しかし、慢心の余り帝釈天を倒して玉座を独占しようと思ったことで神通力を失い、落下。
本来いた王国に戻り、重臣たちに囲まれて自らの生を回顧すると、崩御した。
なお、マーンダートリという異名でも知られている。
- 最終更新:2016-02-21 20:40:42