阿修羅(アスラ)

【元ネタ】仏教・インド神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】阿修羅(アスラ)
【性別】男
【身長・体重】185cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
復讐者:A
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。

忘却補正:A+
攻撃によるクリティカル効果を強化させる。
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
その激しき怒りが故、永劫に続く争いの世界に身を落とした。

自己回復(魔力):B
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
微量ながらも魔力が毎ターン回復する。

【固有スキル】
神性:A++
神霊適性を持つかどうか。
アスラ神族の王で、元は正義を司る神であったが、怒りに身を焦がし鬼神となり、戦いを好む悪鬼とされた。
その後仏道に帰依し、仏法を守護する護法善神となった。

戦闘続行:A++
往生際が悪い。
霊核が破壊された後でも、最大10ターンは戦闘行為を可能とする。


加虐体質:A
戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。
それだけに、バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。

精神汚染:B++
狂気の域に達した正義感。あらゆる「悪」と呼ばれるものへの憤怒・憎悪。
通常時は正常な精神状態を保つが、悪行をなす者や悪の属性を持つ者と対峙した際精神が錯乱状態になる。
他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトするが、同ランク以上の精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しなくなる。
また、この精神汚染は対峙した相手の犯した「悪行」や相手の持つ「悪性」に比例して上昇し、それに伴い「神性」は低下する。

【宝具】
『太陽と月(スーリャ・チャンドラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:10人
炎と水の力を宿す宝玉。四大阿修羅王の一尊・『羅喉(らご)阿修羅王』(ラーフ)が左の第二手に持つ『火頗胝(かはてい)』と右の第二手に持つ『水頗胝(すいはてい)』。
本来は『太陽』と『月』そのものであり、羅喉阿修羅王が天との闘いの際手で日月を覆い、日光や月光を遮ったことに由来する。
これらは元来武器ではないが、サーヴァントとして現界したことで炎熱や水流・冷気を放つ武器と化しており、魔の属性を持つ相手に対して特攻性能を有する。

『修羅の忿怒よ、天に抗え(アスラ・クローダ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
アヴェンジャーの精神汚染スキルがAランクにまで達した時、発動可能となる宝具。
復讐心の具現にして、六道のうち彼の治める世界『修羅道』を具現化した固有結界。その心象風景は、業火に焼き尽くされたかのように草木一つ生えぬ不毛の荒野。
結界内に対象を閉じ込め、彼(彼ら)が率いたアスラ神軍の幻影を実体として具現化させる。この幻影は本体であるアヴェンジャーを倒さない限り即座に再生・復活する。
また、この宝具が発動している間はアヴェンジャー自身も『破壊された霊核を一瞬のうちに修復する』など驚異的な回復能力を発揮し、全ステータスに大幅なプラス補正がかかる。
それと同時にAランク相当の「神殺し」スキルが付与され、高ランクの神性を持つ相手に対しても特攻性能を発揮できる。

【Weapon】
『刀杖』
左の第三手に持つ刀剣。

『鉤』
右の第三手に持つ鉤状の持物。

【解説】
戦を司る三面六臂の鬼神にして、仏教の守護神。本来アスラとはインド神話・バラモン教・ヒンドゥー教などにおけるデーヴァ神族と対をなすアスラ神族の総称。
元来アスラ(阿修羅)は正義を司る神であり、一人娘のシャチー(舎脂)を力の神であるインドラ(帝釈天)に嫁がせようと思っていた。
しかしインドラは彼女を力づくで奪い、己のものとした。それに激怒したアスラは兵を起こしてインドラに戦いを挑むも、『正義』の神が『力』の神に敵うはずもなく敗北してしまう。
それでもなお彼の怒りは収まらず、インドラに対し何度も戦いを挑む。
その内にシャチーはインドラを愛してしまい、正式な夫人となった。このことでアスラは更に激怒し、天界全てを巻き込む戦乱を起こす。
その結果アスラ神族は天界を追放され、魔族に堕とされてしまう。しかしその後彼らは仏教に帰依し、仏法の守護神たる『護法善神』となった。

上記の通り「阿修羅(アスラ)」とは厳密には彼らの種族の総称であり、四人(四尊)の王が存在する。
彼らは必ずしも三面六臂ではないが、召喚される際最も有名な『三面六臂』を持つ羅喉阿修羅王の姿で現界する。
また、上記の復讐の逸話は『毘摩質多羅(びましったら)阿修羅王』のものであり、他の二尊の阿修羅王の要素も含んでいる。
現世に顕現した『彼』はいわば『阿修羅王』という概念の集合体である。
仏法に帰依した時点で最早帝釈天に対する恨みは無いが、彼の犯した悪行を決して許しはしない。
そんな『妄執の正義』に囚われている己自身にも怒りを抱いており、聖杯にかける望みは自身の妄執を含めた一切の悪性を滅ぼすこと。

  • 最終更新:2017-09-26 12:52:10

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