銭屋五兵衛(三代目)

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】銭屋五兵衛(三代目)
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
嵐の航海者:D
 船と認識されるものを駆る才能。太平洋を渡ったとされる事績がもたらした。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

黄金律:E
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 ライダーはスキルで得られた以上の金銭を自分で稼ぎ出す甲斐性も備えている。

人間観察:E
 手広く商売をした人物としての見識。眼前にいる相手の本質を見抜く事を可能とする。

情報抹消:E
 対戦が終了した瞬間に、対戦相手の記憶からある程度の情報を抹消する。
 密貿易を囁かれながら、確実な史料は現存していない。

【宝具】
『銭屋六船(ぜにやろくせん)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 ライダー率いる船団。数は一度に所有する船は六艘までという、本人の訓戒に基づくが、記録上はのべ三十艘を
 越えた中から、六艘がランダムに選ばれ乗組員と共に召喚される。
 大海を渡って巨利を獲たという、ライダーの抱いた富と夢と可能性の象徴。
 焼かれても壊されても補填され、近代兵器も含む「ライダーが入手していたとされた」無数の道具を取り出し、
 使用出来るようになる。

【Weapon】
『無銘・打刀』
 豪商であり、御用商人となって裃姿で帯刀した肖像画を残している。
『無銘・短筒』
 大野弁吉の発明品。ライダーの護身用と伝えられる物がある。

【解説】
 江戸後期の金沢の豪商(1774~1852)。銭屋は屋号であり、苗字は清水といった。
 元々同家は屋号の通り両替商を営んでいたが、その後醤油や呉服に手を出すようになり、ライダーの代になって
 海運業に進出する(父も手を出したが失敗していた)。
 表向きは北前船を中心に扱っていたが、裏では密貿易に手を出していたという。
 これまでに対象として挙げられたのは、アメリカ、樺太、朝鮮、ロシア、イギリスなど。
 ライダー自身もアメリカやオーストラリアに行き、タスマニアに銭屋の石碑を立てたとも言われている。
 最後は懇意にしていた加賀藩の重役が交代し、干拓事業で反対していた漁民が毒を流していると訴えたために、
 ライダーは獄死、主犯とされた三男は磔、財産を没収されるという過酷な処分が下されたが、密貿易発覚を恐れ
 た藩による口封じであったとも言われる。少なくとも、ロシア相手に行っていた可能性はある模様。
 皮肉なことに、ライダーの死の翌年にはペリー率いる艦隊が浦賀に出現。
 日本と国際社会の距離は一気に近づいていくこととなった。
 漫画『うしおととら』に登場したカラクリ人形師の便七のモデルである大野弁吉のパトロンにもなっている。


  • 最終更新:2014-10-26 20:54:35

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