蒙恬

【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】蒙恬
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:A-
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 侵入者の魔力値を大幅に下げる特殊陣地“長城”を形成することが可能。
 だが、自力での形成は極めて困難であり、外部から労働力を引き入れる必要がある。

道具作成:A-
 魔術を帯びた器具を作成できる
 中華ガジェットを作成可能だが、戦闘用の物は作れない。

【固有スキル】
軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

労働使役:B
 労働力に対する絶対命令権。相手が被支配層に属する場合、
 その身分が低いほど会話中のあらゆる判定の成功率が上がる。

無辜の怪物:D
 地脈を侵す者、あるいは民を顧みぬ者。
 司馬遷の勝手なイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた英雄の姿。
 能力・人格が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『画竜点睛・塗潰筆(ティエンティン・チュビィ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:-
 筆を改良し、始皇帝に献上した逸話の具現であり、
 自動書記能力を持つ簡易中華ガジェット。
 キャスター自身の“地脈を侵食する”能力によって空にかざし、描く動作を取ることで、
 そこに存在する者の魔力消費率を上昇させる。
 この宝具によって侵食された土地は、キャスターが滅びるまで無尽蔵にそこにいる者の魔力を喰らい続ける。

【解説】
 春秋戦国時代の秦国の将。
 生まれは斉国で、祖父の代に秦に移り住んだ。
 父親に蒙武、弟に蒙毅がいる。
 当初は裁判官を志すものの、李信の楚侵攻の際に彼の副官として参戦し、
 初盤こそ大勝し、検討するものの、結局項燕の方が一枚上手だったようで、結果は言うに及ばず。
 戦後に家柄から正式に将軍となり、王賁、李信らとともに斉を滅ぼす。
 その後は将軍として頭角を現し、30万の大軍を率いて匈奴からオルドス地方を奪い、
 万里の長城の建築に着工した(このころから弟・蒙毅も、始皇帝に重用されるようになる)。
 だが、始皇帝死後は趙高、李斯らにその存在を疎まれ、
 第一皇子・扶蘇とともに自害を命ぜられる。
 蒙恬は当初、自害を命ずる詔書が贋物であるとして自害を拒み、
 扶蘇にも思いとどまるよう進言するが、扶蘇はそれを疑うことなく自刃。
 蒙恬は尚も抵抗したが、二世皇帝から再度自害を命ぜられたためにやむなく毒を仰いだ。
 死の間際、「長城の建築で地脈を侵したから死なねばならんのだ」と無理矢理自分を納得させていたが、
 史記に於いて司馬遷は、このことを痛烈に批判している。
 (このことについては司馬遷が大の始皇帝嫌いだというのもある)。


  • 最終更新:2013-10-13 22:18:04

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