胡蝶
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【元ネタ】能・神楽・歌舞伎『土蜘蛛』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】胡蝶
【性別】女性
【身長・体重】160cm・45kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
異形:B
ジグモの如き四臂四足。
組み打ち、登攀、閉所での活動に有利な補正を得られる。
また、蜘蛛糸を吐く能力を得る。
怪力:C
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
変装:B
変装の技術。
Bランクであれば、サイズが許す限り大抵の姿に変装できる。
【宝具】
『妖糸・胡蝶』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~8 最大捕捉:1人
“色”を絡め取る糸。
対象は魔力パラメーターで抵抗判定を行い、失敗すると“魅了”と“重圧”のバッドステータスを受ける。
また、この宝具の維持に必要な魔力(生命力)を吸収される。
この宝具は霊体化した状態でも使用できる。
【解説】
原因不明の病に伏した源頼光を襲った妖怪。
頼光を捕らえようと糸を投げかけるが、名刀『膝丸』の威力の前に退散。
血痕を追って来た頼光の部下に討ち取られた。
この事件に因み、頼光は『膝丸』の銘を『蜘蛛切』に改めたという。
【特記事項】
鬼種の一、土蜘蛛。朝廷に追われたまつろわぬ民の成れの果て。
記紀や風土記にもその名が見られ、穴居と長い四肢を特徴とし、記録されている首領の名前などから
母系社会だったのではないかと思われる。
南北朝時代の絵巻『土蜘蛛草子』では虎または鬼の顔を持つ巨大な蜘蛛の姿で表された。
謡曲『土蜘蛛』(『葛城山』とも)では頼光の侍女・胡蝶と入れ替わる形で登場、上記の様に討ち取られる。
胡蝶の退場があまりにも思わせぶりなため、一部では「土蜘蛛が胡蝶に成りすまして毒を盛った」あるいは「胡蝶自身が土蜘蛛の縁者だった」とされることがある。
色を尽して夜昼の。色を尽して夜昼の。境をも知らぬ有様の。時の移るをも。
覚えぬ程の心かな。げにや心を転ぜずそのままに思ひ沈む身の。胸を苦しむる心となるぞ悲しき
- 最終更新:2011-05-01 17:23:44