紅葉

【元ネタ】紅葉伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】紅葉
【性別】女性
【身長・体重】155cm・43kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 厄払いのお札等の術具の作成に優れる。

【固有スキル】
妖術:A
 極めて高度な妖術の使い手であり、魅了や幻術、治療と多岐にわたった術を駆使する。
 準備の整った自身の陣地内であれば、限定的だが天候操作も行える。

高速神言:B
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉を、第六天魔王より授かっている。

怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 紅葉と対峙した男性は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。

【宝具】
『天子魔縁紅葉鬼』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 第六天魔王の子である紅葉の秘められた本性。
 真名を開放する事により、鬼としての本性が顕現し、肉体が幻想種のものへと変化する。
 鬼の肉体によって筋力と耐久と敏捷のステータスが1ランク上昇する。
 咆哮が詠唱となり、ランダムに術が発動するために、
 紅葉の周囲には、常に嵐や雷が発生しており、近くの者を無差別に攻撃する。
 宝具の発動中は興奮状態となり、思考能力が大きく低下する。
 発動時間は紅葉に対する敵意の量に比例して長くなる。

【解説】
937年のこと、会津には子供に恵まれなかった夫婦、伴笹丸と菊世がいた。二人が第六天の魔王に祈った甲斐があり、女児を得、呉葉(くれは)と名付けた。
才色兼備の呉葉は豪農の息子に強引に結婚を迫られた。呉葉は秘術によって自分そっくりの美女を生み出し、これを身代わりに結婚させた。
偽呉葉と豪農の息子はしばらくは睦まじく暮らしたが、ある日偽呉葉は糸の雲に乗って消え、その時既に呉葉の家族も逃亡していた。
呉葉と両親は京に上った。ここでは呉葉は紅葉と名乗り、初め琴を教えていたが、源経基の目にとまり、腰元となりやがて局となった。紅葉は経基の子供を妊娠するが、その頃御台所が懸かっていた病の原因が紅葉の呪いであると比叡山の高僧に看破され、結局経基は紅葉を信州戸隠に追放することにした。
956年秋、まさに紅葉の時期に、紅葉は鬼無里に辿り着いた。経基の子を宿し京の文物に通じ、しかも美人である紅葉は村びと達に尊ばれはしたものの、やはり恋しいのは都の暮らしである。
経基に因んで息子に経若丸と名付け、また村びとも村の各所に京にゆかりの地名を付けた。
だが、我が身を思うと京での栄華は遥かに遠い。このため次第に紅葉の心は荒み、京に上るための軍資金を集めようと、一党を率いて戸隠山に籠り、夜な夜な他の村を荒しに出るようになる。この噂は戸隠の鬼女として京にまで伝わった。
紅葉の策に眠りこむ平維茂。ここに平維茂が鬼女討伐を任ぜられ、笹平に陣を構え出撃したものの、紅葉の妖術に阻まれさんざんな目にあう。
かくなる上は神仏に縋る他なしと、観音に参る事17日、ついに夢枕に現れた白髪の老僧から降魔の剣を授かる。
意気上がる維茂軍の前に、流石の紅葉も敗れ、維茂が振る神剣の一撃に首を跳ねられることとなった。


  • 最終更新:2011-03-21 12:24:19

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