紀長谷雄




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【元ネタ】日本・史実+『長谷雄草紙』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】紀長谷雄
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B+ 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。和歌や漢詩が書かれた紙が護符になる程度。

【固有スキル】
呪歌:C
 歌を用いた魔術体系。漢詩や和歌に優れ、それを朗詠することで効果を発揮する。

専科百般:C
 多種多芸であったというキャスターの技能が体現されたスキル。
 騎乗、芸術審美、陰陽道、話術、指南の心得、勇猛などのスキルについて、Dランク以上の習熟度
 を発揮出来る。

神々の加護:C
 生前交流のあった、菅原道真こと天満大自在天神の加護。
 危機的状況において、その身に雷光を宿すことが出来る。

【宝具】
『天地筒中(てんちとうちゅう)』
ランク:B+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 天地を象り、勝敗の結果は仏神の利益すら他者に移しうるとされた双六の霊威を発揮する宝具。
 二つのサイコロを筒に入れて振り、出た目が良ければ良い程望んだものが望み通りに出現する。
 結果は純粋な運ではなく、キャスター自身の度胸やマスターとの関係に左右されるもの。
 思わぬ良い効果を生み出すこともあれば、現代の魔術程度の結果しか生まないこともある。

【Weapon】
『無銘・太刀』
 当時の貴族の標準装備。『長谷雄草紙』でも腰に佩いている。

【解説】
 平安中期の文人貴族(845~912)。漢詩と和歌を得意とした。
 懇意であった菅原道真と並んで藤原氏でない貴族としては珍しい出世を遂げ、公卿に昇る。
 キャスターを主人公とした『長谷雄草紙』は、朱雀門の鬼との双六勝負に勝って絶世の美女を手に
 入れるが、期限である百日を待たずして女を抱いてしまったために女が水となって流れてしまった
 という顛末を記したもの。
 女の正体は、数多の美女の死骸から最も美しい部位を抜き出して構成したもので、百日待てば本物
 の人間になるはずであったという。
 「如何許りか悔しかりけん」とは、後世の人間の評語。
 キャスター自身の心境については伝えられていない。



  • 最終更新:2013-09-12 20:48:42

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