空也

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】空也
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具E~A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。

道具作成:E ~A++
 魔術的な道具を作成する技能。
 関係する人間が多ければ多い程、多彩であればある程、より多彩で強力な器具を作成出来る。

【固有スキル】
修験道:B
 全国の名山での修行の末に得た魔術体系。 湯島の観世音菩薩を感得している。

貧者の見識:B
 相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。
 貧者の中に身を置き、身分を問わず人々と交流したことによって得たスキル。

【宝具】
『鴨河原大般若経供養(かものかわらだいはんにゃきょうくよう)』
ランク:E~A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 鴨川の西岸に貴賤を集めて行った、キャスターの十四年越しの大願成就の場の宝具化。
 都の人々から一紙半銭を集めて達成した一大事業であった。
 聖杯戦争の開催地に存在した、平穏を求める人々の祈りを集めて機能する。
 祈りの主は一般人・参加者を問わず、暴虐が行われる程それを鎮めるための宝具は力を増し、
 相手に与えるダメージに補正が発生し、被ダメージ量を軽減する。
 開催地が平穏無事で、参加者全員が秩序・善ならEランク宝具のまま。

【Weapon】
『無銘・錫杖』
 振れば人外の心を和らげ、闘争心を喪失させる。

『無銘・金鼓』
 打てば陣営の心を一つにし、全員の念話を可能とする。

【解説】
 平安中期の僧侶。皇族で京都出身ともいうが詳細は不明であり、尾張国分寺で出家した後、西
 は阿波・土佐から東は陸奥・出羽まで踏破して社会事業と布教に従事した。
 平将門・藤原純友の乱の頃に帰京。常に六字名号を唱えて阿弥陀聖と呼ばれ、また市に出入り
 して活動したために市聖とも呼ばれた。
 病者・貧者を救い、囚人の滅罪を祈って卒塔婆を建立するなどの活躍は天台座主延昌に認めら
 れ、正式に受戒して光勝の名を授かる。
 だがその後も空也の名で活動を続け、『大般若経』供養の場には左大臣藤原実頼も同席。
 貴族も含めた多くの人々に崇敬される中、香炉を手に持ち、西を向いて極楽往生を遂げた。
 後に浄土宗や時宗の信仰を受けて念仏専門の人であったかのように言われるが、阿弥陀以外の
 仏や経典にも信仰を示した人物であり、本分はむしろ社会事業にあったと言える。
 確実な唯一の遺跡は西光寺。後に天台別院となった、現在の六波羅蜜寺である。

  • 最終更新:2013-07-27 21:30:51

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