王翦

【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】王翦
【性別】男性
【身長・体重】190cm・83kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 陣地として運用可能な宝具を保有しているため、このスキルは失われている。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
軍略:B
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

佯狂:D
 周囲を欺く自我の偽装。
 サーヴァントと認識させないほど高位ではないが、
 判定に成功するまで王翦の真意を誰も見抜けない。

【宝具】
『大城郭・慢起動器(フォート・オン・ザ・ボーダー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1000人
 楚と秦の国境付近に築かれた堅固な砦。
 広大な土地で真名解放をすることでその砦を顕現させる。
 砦は“神殿”相当の陣地として機能する他、砦の宿す“防御”の概念によって、
 常軌を逸した防御性能を発揮し、対城級の一撃であっても三回くらいまでならほとんど傷を付けられない。
 またこの砦は、砦内で生産、貯蔵された魔力を、中にいるマスターや兵団に分配させ、
 彼らの全ステータスを徐々に上昇させる“充電器”としての役割も兼ねる。
 この“充電”によってステータスを最大まで上昇させることで、
 マスターや兵団の全ステータスを3ランクアップ、Bランク相当の“追撃”、“一気呵成”を習得させられる。
 なお、この“充電”は王翦自身には適応されない。

【Weapon】
『無銘・秦兵』
 秦王政にしつこく勝利の褒美や戦後の待遇などを聞きに行かせた使者。
 キャスターはそれらを無数の“使い魔”として運用し、
 『大城郭・慢起動器』の起動にお誂え向きな土地を探索する。
 基本的に彼ら自体には戦闘力は皆無だが、
 先述の宝具によってサーヴァント級の戦闘能力を獲得する。
 宝具でもサーヴァントでもないので、
 キャスターが魔力を注ぎ込むことで傷を癒し、現界させ続けることが出来る。

【解説】
 春秋戦国時代の秦国の将。
 楚、東甌を滅ぼすなど秦の天下統一に貢献した名将である。
 始皇11年に初めて史書に登場し、魏のギョウを楊端和らと共陥落させ、
 9城を落とすが、これ以降は老齢を理由にあまり秦王政(のちの始皇帝)には重用されなくなる。
 楚の平定にあたり政が「どれくらいで行ける?」と問うと王翦は「60万はいるっスかね」と慎重で、
 対象的に若い将軍李信は「20万で十分だぜ」と積極的で勇敢な意見を提示し、これが採用される。
 意見を突っぱねられた王翦は引退を宣言し、隠居する(政は、この時王翦を一切引き止めなかった)。
 だが李信が項燕の奇襲戦法に大敗すると、政は手の平を返したように王翦宅を自ら訪ね、
 将軍の任を与え、秦の全軍を与えた。これは当然、すぐにでも秦を落とせる規模の軍勢である。
 このことによって政に疑いをかけられることを恐れた王翦は、
 敢えて“恩賞で頭がいっぱいな匹夫”を演じて、政に疑心を掛けられぬよう、心配りを欠かさなかった。
 結果王翦は、楚の平定後も政に疑心を持たれず、天寿を全うすることが出来た。
 死後、息子の王賁が跡を継ぎ、王賁の子には王離がいる。

  • 最終更新:2013-04-30 11:56:09

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