猿丸大夫
【元ネタ】『日光山縁起』etc
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】猿丸大夫
【性別】男性
【身長・体重】172cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
日光権現の孫に当たり、恩の森を与えられ森の神となった。
千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
さらに高いランクでは、透視・未来視さえ可能とする。
歌道:B
和歌の才能。
歌人としての知識を持つものとの対話に補正を得られる。
【宝具】
『宇都宮明神森』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~30 最大捕捉:50人
猿丸が神として支配する森の領域。
森の中では『神性』がAランク、『千里眼』がBランクにまで引き上がる。
自身を中心に展開される、この「恩の森」の中では、猿丸以外のすべてが
“狩られるモノ”として定義されるため、全能力をワンランク下げる“重圧”を受ける。
また、猿丸の森への支配は、他者の森地形への適応までをも無効化し、
猿丸以外の存在は、「恩の森」において地形効果のアドバンテージを得られない。
【Weapon】
『無銘・弓矢』
射られぬものはなかったという弓矢。
【解説】
三十六歌仙の一人。猿丸太夫。小野猿丸。猿麻呂。
百人一首にもある「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋は悲しき」の作者。
その名が本名であるか否か以前に実在さえ不明確な人物である。
あるとき赤城山の神と日光三山の神(二荒神)とで争いが起きた。
男体山の神は、鹿島の神から「奥州の弓の名手、汝の孫の猿丸大夫に頼めば良い」と言葉を受け、
醜貌の猿丸は、鹿に化身した女体山の女神に日光権現の孫であるからと協力させられる。
そして戦場ヶ原の戦いでムカデとなった赤城の神の目を射って、日光の神を勝利に導いた。
(この逸話は後に「マタギの始祖」の磐司磐三郎や「俵藤太」藤原秀郷に引き継がれていく)
- 最終更新:2011-03-22 12:53:55