無銘(サソリ)

【元ネタ】ギリシャ神話                      
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】無銘(サソリ)
【性別】?
【身長・体重】20cm・0.6kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:-
 アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが
 持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。

【固有スキル】
神々の加護:A
 ゼウス、ヘラやアルテミスたち神々の加護。
 神々から与えられた『神殺しの大蠍(アンタレス・ワン)』への気配察知の判定を鈍らせ、
 また、神性の保有者に対する与ダメージを増す効果がある。

服従:A
 主君に対する服従。
 令呪の範囲および効果が強化され、命令行動に伴なう判定に補正がかかる。

【宝具】
『星瞬く天上の蠍座(アンタレス・ワン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1匹
 神々にその功績を讃えられ、天へと召し上げられた『蠍座』の神威。
 夏の夜空を引き立てる『蠍座』の直下にある限り
 自らの存在を擬似的に消失させることが出来る。
 これは魔術に頼らない透明化であり、その姿を自然に透けこませる事が可能となる。
 なおこの神威の力は、天上に存在していることが発動条件であるため
 建造物や障壁など生半可なものではこの神威の庇護を妨げることは出来ない。

【Weapon】
『猛毒の尾』
 アサシンが巨人のオリオンを殺した毒。
 相手を刺し、致死性の猛毒を流し込む。
 その毒性は不死や神性といった対象に宿る付加属性をも侵し死に到らしめていく。

【解説】
 オリオンは巨人の狩人として、人並み外れた力と腕前を誇っていた。
 あるとき、自分の能力に慢心したオリオンは大地の神ガイアの怒りに触れ、
 もっとも小さく姿を発見しにくい蠍を送りこまれた。
 その猛毒を持った蠍がオリオンの身体を這いまわり、彼を刺し殺し
 この手柄よって蠍は神々によって天へと召せられ星座になったと言われている。
 なお、蠍は名高い狩人オリオンを一撃で刺し殺したほどの毒を持っているため危険視され
 もし蠍座が天上で暴れた場合は、隣にいる監視している
 ケンタウロスのケイロン(いて座)が射殺することになっている。

 余談ですが、オリオン座が見えている時は蠍座は見えず、蠍座が見えている時はオリオン座は見えません。
 なぜなら、オリオンは死後もサソリを怖がって逃げ回っているからだとか。
 そのため、冬の夜空に『オリオン座』、夏の夜空には『蠍座』が見える位置なのだといいます。

  • 最終更新:2011-12-09 18:13:57

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