火車
【元ネタ】日本の妖怪
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】火車
【性別】女性
【身長・体重】151cm・41kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:D-
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
ただし火車は猫なので操縦ができず、使役する獄卒に頼らなければならない。
【固有スキル】
変化:C
本性は猫であるが、老婆の姿に化けることができる。
【宝具】
『火車が来る(クハシヤ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:4~25 最大捕捉:1
罪人を奪う火の車が宝具となったもの。
獄卒が引く燃え盛る車に乗り、天地を駆ける。
その運行は突風を巻き起こし、騒ぎに乗じて人を連れ去る。
『雲中の鬼の手(アラカナシヤ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:3~5 最大捕捉:1
罪人へ地獄の責め苦を与える火車の伝承が宝具となったもの。真名解放することで発動する。
相手の頭上に黒雲をたちこませ、そこから生えた鬼の手で対象を引きずり込む。
鬼の手は、対象が日本の伝統に照らし合わせて悪に属するほど力を増す。特に霊であるサーヴァントに対して強制力を発揮できる。
黒雲の中は異界となっており、連れ去れた者はそこで己の罪相応の責め苦を受ける。
人間ならば死ぬか耐え切るかすれば外へ出られるが、サーヴァントは自力で抜け出さなければならない。
【解説】
火車または化車(かしゃ)は、悪行を積み重ねた末に死んだ者の亡骸を奪うとされる日本の妖怪である。
葬式や墓場から死体を奪う妖怪とされ、全国に事例がある。正体は猫の妖怪だとするケースが多い。
連れ去る時の姿は様々で、雷神、鬼の手、黒雲、火の玉など、車と関係しない事例もある。
日本では、古来より猫は魔性の持ち主とされ、「猫を死人に近づけてはならない」といった伝承がある。
また中世日本の説話物語集『宇治拾遺物語』では、獄卒(地獄で亡者を責める悪鬼)が燃え盛る火の車を引き、
罪人の亡骸、もしくは生きている罪人を奪い去ることが語られている。
- 最終更新:2012-04-29 12:23:49