源範頼
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】源範頼
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗り
こなせない。
【固有スキル】
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
華々しい戦績ではないが、着実に勝利して頼朝の創業に貢献した。
勇猛:D
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
乱闘が原因で、二度に渉って頼朝の勘気を蒙っている。
吸収:D
周囲の魔力や生命力を強制的に吸い上げ、自らに還元する。
九州に上陸し、兵糧不足に苦しみながらも義経を援護した。
虚ろなる生者の嘆き:D
誠意を尽くしながら、報われなかったライダーの嘆きの声。
聞いた者の精神を動揺させる。無辜の臣を誅した君には効果が増す。
【宝具】
『左テ候ヘハ(さてそうらへば)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:10人
頼朝の安否を気遣うその正妻に対し、ライダーが「己が控えている」と慰めた言葉。
「取って代わる勢力となる」と曲解され、粛清の原因となったという。
他の英霊が退場すれば退場する程ライダーが彼らに代わる存在として強化され、ライダー
と対峙する最後の英霊にとっての最強の敵として立ちはだかる。
『千枚起請文(せんまいきしょうもん)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
義経追討後、自らも頼朝に疑われたライダーが書いたという起請文。
一日に十枚書き、昼に書いて夜に読み上げて千枚に及んだ。
このおかげか、曾我兄弟仇討ちの頃までは無事で済んでいる。
1~1000人に対し起請文が飛んで行き、ライダーは信頼出来るという暗示を刷り込む。
対魔力スキルを持つサーヴァント相手にはほとんど効果がないが、対象が一般人であれば、
町の住民を集団で協力させる事も可能。
【Weapon】
『無銘・太刀』
『無銘・馬』
頼朝から賜った「秘蔵御馬」。
【解説】
平安末~鎌倉初期の武士。三河守。源頼朝の異母弟にして源義経の異母兄。
遠江国蒲御厨から名をとって蒲冠者と呼ばれた。
頼朝挙兵後に合流し、源義仲のいた京都攻略戦や一の谷の合戦では主将を務める。
しかし『平家物語』が義経を中心に記述しており、鎌倉幕府の正史である『吾妻鏡』までもが
原『平家物語』を編纂史料に使用したため、存在感がない。
兼好はライダーを評価しており、『徒然草』の中で「九郎判官の事は委しく知りて書き載せた
り。蒲冠者の事はよく知らざりけるにや、多くの事どもを記し洩らせり。」と述べているが、
兼好も詳しく書いてくれたわけではない為、ライダーの逸話は多く伝わらない。
没年すら同時代史料では明らかではないのだが、曾我兄弟の仇討ちの報を聞いて心配し
ていた頼朝の正妻(後の政子)に「範頼左テ候ヘハ、御代ハ何事カ候ヘキ」と慰めの言葉を口
にした為に討たれたともいい、「不便(不愍)」と言われている。
以上は『保暦間記』によるものであり、本書は平広常の粛清を奥州征伐の後とするなど信憑性
に疑問もあるが、ライダーについて本書は「義経討伐を命じられる筈だったが頼朝に疑われて
沙汰止みとなった」という話を記しており、どの道避けられない運命であったとしている。
実際、どう行動しても頼朝か北条氏に粛清されていたであろう。
- 最終更新:2016-02-29 00:25:27