河口慧海

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】河口慧海
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C++ 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:D
 禅宗やチベット密教の法具を作成し、自身やマスターを利する効果を生み出す。

【固有スキル】
信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

法術:D
 自らの中に仏法ありと観じて発動する、仏教系の魔術。
 合理主義者であり、荒唐無稽な伝説や俗信は信じなかったが、禅により危難に立ち向かった。
 禅により、攻撃や、感覚や精神に関する魔術を弱体化・無効化出来る。
 一応チベット密教も習得しているが、学僧としての性格が強い。

殉教者の魂:D
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 幾度も死に掛け、路傍ですらない場所に屍をさらすことを覚悟しながら、目的を果たした。

地形適応:D
 特殊な地形に対する適応力。チベットに存在するような地形であれば、行動に難を生じない。

【宝具】
『西蔵土十難行路(ちべっとじゅうなんこうろ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 対峙した相手に、ランダムでキャスターの経験に基づく1~10の苦難を与える宝具。
 苦難の内訳は、行く手に巍々たる山塊が出現する難、重力による負荷がかかる難、足に尖った石
 や茨が刺さる難、急流に飲まれる難、猛吹雪に襲われる難、数多の弓・鉄炮を射掛けられ撃たれ
 る難、猛烈な飢餓に襲われる難、雪の反射により目を痛みが襲う難、猛獣の群に襲われる難、必
 要以上に魔力を消費してしまう難となっている。

【Weapon】
『無銘・杖』
 日記中で創(鎗)とも表現された、先端の尖った杖。険路の移動に不可欠であった。

【解説】
 「日本の三蔵法師」とも呼ばれる、黄檗宗の僧侶(1866~1945)。法諱は仁広。
 30歳を過ぎて住職としての地位を得ていたにも拘らず、漢訳仏典が訳者によって意味を違えて
 いる原因を求めて西蔵行きを発願。
 信者たちから金銭よりも不飲酒・不喫煙・不殺生などの誓いを布施として受け取るとまずインド
 に入り、そこからネパールを経て鎖国状態であったチベットに潜入する。
 英国の国事探偵(国際スパイ)と疑われれば本人はもとより関係者まで罪に問われる状況もさる
 ことながら、山賊や猛獣、そして何より5000m級の山々という困難が待ちうける中、幸運と
 悪運が交互に作用して無事ラサまで辿り着く。
 同地で仏教を学んで多数の資料を持ち帰ったことは勿論、その生涯を終えるまで常に精力的かつ
 熱心な人物で、後半生は「在家仏教」を提唱して僧籍を返上し、それでいて持戒は従前通りとい
 う生活を送るなど、新時代の仏教のために挑戦する姿勢を崩さなかった。
 その業績は歴代のダライ・ラマにも評価され、登山家・探検家にも敬慕されている。

  • 最終更新:2014-01-19 23:22:41

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