武田勝頼

【元ネタ】戦国時代
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】武田勝頼
【性別】男性
【身長・体重】155cm・46kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

神性:E
 神霊適正を持つかどうか。
 武田家を滅ぼすべく諏訪明神が生まれ変わったのが勝頼だとされる。
「諏方明神 たへる武田の子と生れ 世をつぎてこそ 家をうしなふ」

【宝具】
『偽・楯無鎧(こざくらがわおどしよろい)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 装備した者のACを+20し、Cランク以下の射撃攻撃を無効化する。
 ただし、雪原や泥濘など足を取られる地形上にいる場合、
 AGI(敏捷)が3ランクダウンしてしまうデメリットもある。

 源頼朝以来、甲斐武田家に伝わった鎧で源氏八領の一つとされるが、
 楯無は黒糸威とされているにも関わらず、武田家に伝わる楯無は小桜韋黄返威であり、
 実際には別物と考えられている。

『侵掠如火・巧遅拙速(みはたたてなしも ごしょうらんあれ)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:2~60 最大捕捉:600人
 生前従えた軍団を召喚。自身も騎乗し突撃を敢行する。
 この宝具は発動する度にランクが低下し、召喚される軍団の格も落ちていく。
 最初は完全な状態の武田騎馬軍団が召喚されるが、
 回数を重ねる毎に騎兵が見窄らしい農兵へと入れ替わり、命令にも従わなくなっていく。
 またファンブルした場合、召喚された軍団の大半はライダーへと牙を向く。

 長篠の大敗で父の代からの軍団を失った勝頼は、
 農民、僧侶に至るまで駆り立てた見窄らしい兵で織田・徳川の攻勢を食い止めたが、
 威勢の衰えは隠せず甲州崩れの際には離反が相次ぎ、あえない最期を迎えることとなった。

【Weapon】
『鎌槍』
 鎌状の突起が槍穂に付いた槍。十文字槍に比べると鎌部分が太め。
 勝頼の振るった槍は、大身の鎌槍であったとされる。

『大鹿毛』
 勝頼の愛馬だが長篠の戦いで大敗した際に失う。
 後に織田信忠のものとなった。

【解説】
 戦国時代の大名。名門甲斐武田の第20代当主。
 武田信玄と諏訪御料人の間に生まれる。
 当時、武田家と諏訪家の間には只ならぬ遺恨が残っており、
 それを解消するために諏訪家の名跡を継ぐ予定だった。
 しかし嫡男義信が対今川戦略で信玄と対立。信玄の暗殺を計ったために誅殺されたため、勝頼が後継者となる。

 信玄は今川領を侵略した後、信長包囲網に参画したが、西上作戦の途上で病死。
 表向きは信玄が隠居した形にして勝頼が後を継ぎ、軍を甲府へと返した。
 だが武田家中の勝頼への信頼は薄いものだったらしく、
 また武田家の組織構造自体が豪族連合としての側面を強く持っていたことから、勝頼は運営に苦慮する。

 この頃、織田・徳川連合の逆襲が始まっているが、勝頼はこれに対抗して積極的な外征を行い戦功を挙げており、
 諸大名から侮りがたしとの評価を受けている。
 しかし長篠の戦いで織田・徳川に大敗。
 信玄以来の功臣の多くを失い、武田家の凋落は明らかなものとなる。

 勝頼は家中の立て直しを図るも抗しきれず、
 北条氏との同盟も、上杉家の後継者争い(御館の乱)で北条氏の血を継ぐ景虎を十分に支援しなかったため破綻し、
 織田家との和睦交渉も捗々しい成果は上がらなかった。
 その上、高天神城が徳川に攻めこまれても救援を送れなかったことで武田家の威信は致命的に失墜した。

 織田信忠の攻勢がはじまると家中の寝返り、降伏が続出。
 抵抗らしい抵抗もできないまま逃げ延びるが、小山田信茂に退路を塞がれ、天目山棲雲寺で自害した。
『甲陽軍鑑』では強すぎる大将とされ、慎重さに欠け家臣の意見を聞かなかった為にお家の滅亡を招いたとされる。

 しかしながら武田信玄の生み出した負の遺産を引き継いだという側面もあり、
 家を滅亡させたのは器量の不足だとしても同情の余地はある。
 織田信長にも勝頼の器量は評価されており、その敗因は運が尽きたことだと語られている。

  • 最終更新:2016-05-30 22:48:30

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