桓齮(樊於期)
【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】桓齮(樊於期)
【性別】男性
【身長・体重】184cm・79kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
憎悪の深淵:EX
特定の人物へ対する常軌を逸した憎悪の感情。
憎悪の対象や、それに近い英雄が同じ聖杯戦争で現界していた場合は、
聖杯戦争の枠を超えた現界が、供給なしに可能となる。
【宝具】
『被虐の将は互いの傷を甞め合う(ファンイー・フアン・イーチー)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
歴史家の解釈によって同一化された2騎の英霊であり、
もう一つの人格と呼べる存在の表面化。
真名解放することで人格を交替させる。
基本的に桓齮、樊於期ともに能力自体に大差はないが、
交替させられ、待機状態となった方の人格は、
待機中にその傷が自動的に治癒され、霊核の破損などでない限りは、
魔力を費やさずに傷を癒すことが可能となる。
『この首級は憎悪の果てに(ター・チョウイェン)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1000人
令呪によって自害を命じることで一気に解き放つ、呪怨の解放。
一度解放された呪怨は同系統の憎悪を取り込んで無限にエネルギーを増幅させる。
最大限にまで増幅された呪怨の塊は、それが全く無関係の者であろうと
破壊し尽くす強大なエネルギーとなるが、
それがもしも、アヴェンジャーの憎悪対象であった場合は、
その対象に有無を言わさぬ消滅をもたらす。
桓齮、および樊於期のみの呪怨だけではなく、
始皇帝へ呪怨を抱く者総ての、呪怨を集めて解き放つ宝具と言える。
【Weapon】
『無銘・剣』
始皇帝・嬴政への憎悪を抱き、自らの首を刎ねた剣。
【解説】
春秋戦国時代の秦国の武将。
“キングダム”においては元野盗の頭という異色の経歴を持つ将軍として登場するが、
史実に於いては将軍の任に就くのはもっとずっと後であり、もちろん野盗などでもない。
羌瘣、楊端和らとともに人質時代から嬴政に小姓として仕え、
この三人の中で一番年下であったらしい
(楊端和が一番年上かつ小姓の筆頭で、一番早く将軍になった)。
始皇11年にはかつての先輩格である端和を差し置いて趙を攻める王翦軍の副将となり、
まず9城を奪った。
始皇13年には趙将・扈輒を討ち、10万の首級を挙げた。
だが翌年には“守戦の名将”李牧の前に大敗。
その後の足跡は不明とされているが、粛清を恐れて燕に亡命し、
“樊於期”と名を変えて、荊軻の始皇帝暗殺計画に一役買ったとの説も存在する。
樊於期も同時代の秦国の武将であり、嬴政の軍事政策を諌めたことで因縁を付けられ、
一族郎党皆殺しにされ、自身は燕に亡命したものの、その首には多額の賞金を懸けられた。
彼に同情した燕太子丹は秦に喧嘩を売っているということを承知で彼を保護したが、
荊軻の口車に乗せられ、悩み抜いた末に「嬴政に恨みを晴らせるなら」と、
自ら首を刎ね、暗殺計画の布石となることを選んだ。
- 最終更新:2013-04-20 00:35:09