時計塔のマリア
【元ネタ】Bloodborne
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】マリア
【性別】女性
【身長・体重】不明
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷EX 魔力B 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
血を用いた魔術に対しては、その作用機序を看破し、迎撃において有利な判定を得ることができる。
彼女の戦闘力の本質は恐るべき加速力と、そこから繰り出される必殺の斬撃であり、耐久はあまり意味を持たない。
それゆえに、このスキルはあくまで魔術の看破に留まり、自動での無効化等はなされない。
【固有スキル】
加速:EX
狩人の時代、獣達の膂力は人の力を遥かに越え、盾や防具の類はごくわずかの意味しか持ち得なかった。
それゆえに、優れた狩人はごく軽装で獣狩りに臨み、致死の攻撃を紙一重で避け、敵を葬ったという。
そうした命のやり取りの中で磨かれた彼女の敏捷性は、動きを目視で捉えることができず、瞬間的に被ダメージ判定を消失させる域にまで達している。
それは一種の多重次元屈折であり、古狩人の「加速」の業として、畏敬を持って語られた。
回避のみならず、ステップを活かした攻撃に繋げることが可能で、高い応用力を持つ。
【宝具】
『落葉(偽)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:150 最大捕捉:20
研ぎ澄まされた白刃に、繊細な細工の施された柄を持つ、長短二本の刀で構成される武器。それぞれの柄頭を連結することが可能で、連撃を繰り出す両手持ちの双刀としても、必殺の一振りを繰り出す単刀としても扱うことができる。
加えてこの宝具の刃は、マリアの血に呼応する性質を持つ。彼女の流した血液をその刃に纏い、恐るべき長刃を形成して、間合いを格段に延長するほか、その血は発熱し、浄化の炎を発する。
元来、『落葉』は、純粋な技量によってのみその鋭さを増す名刀であり、使用者の血を啜ることはない。
その、血に頼らぬ強さの在り方は、誰よりもマリア自身が望んだはずであった。
だがある時、彼女は落葉を棄ててしまう。
彼女が何を思ったかは定かでないが、その後狩りの悪夢に囚われた彼女の手には、この血を啜る武器が握られていた。
『穢れた血(ヴェイルブラッド)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:300 最大捕捉:40
マリアの身体を流れる、「穢れた血族」と呼ばれる者達から引き継いだ、生まれ持っての血質。
その血は熱を秘め、血そのものを武器に転用する、新たな設計思想を生んだ。
マリアの血を用いた攻撃にプラス補正を行うほか、彼女自身の血液が宝具として成立しているために、失血によってもたらされるあらゆるマイナス効果を無効化する。
【Weapon】
『エヴェリン』
女性名を冠する、美しいエングレーブの施された短銃。 血と水銀を混ぜた特殊な弾丸を発射し、同時代の銃に比べて、使用者の血によって威力が大きく左右される特徴を持つ。
傑作ではあるが、あくまで彼女の時代に存在した銃の一つでしかなく、宝具たるものではない。
しかし、マリアが引き金を引けば、砲撃のごとく重い一撃を放つ。
【解説】
BloodborneのDLCに登場するキャラクター。
時計塔と呼ばれる、星輪樹に囲まれた荘厳な空間で、唯一人、「狩人の悪夢」の秘密を守り続ける。
主人公と戦う狩人は複数いるが、その中でも血の攻撃に最も優れている。間合い、威力、いずれも非常に強力であり、彼女に打ち勝つには、致死の刃に臆さず接近し、彼女の太刀筋を見切って攻撃を加えていく必要がある。
- 最終更新:2018-05-01 13:00:32