山田浅右衛門

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】山田浅右衛門
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:E
 アサシンクラスの前提条件である気配遮断スキルを持っておらず、
 透化スキルを代用として召喚されたため、とても低い。

【固有スキル】
道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 特に死体の加工・裁縫が得意。

透化:B-
 処刑人として数々の人間を斬ってきた無私の剣。精神面への干渉を無効化する精神防御。
 ただし婦女・僧侶・賎民を斬ると刀が穢れるとされるため、アサシンは動揺を隠せなくなる。

芸術審美:D++
 公儀腰物拝見役を拝命される程の鑑定眼と、数々の刀剣を握り培った知識。
 日本刀に関する逸話を持つ宝具を目にした場合、高確率で真名を看破することができる。

【宝具】
『御様御用(おためしごよう)』
ランク:D~A 種別:対刀宝具 レンジ:0 最大捕捉:7
 一族に継承された役目が宝具化したもの。
 試し斬りを行っていない刀剣を手元に引き寄せることができる。
 また、アサシンの繰り出す一撃は刀が折れるか目標が両断されるかのいずれかになり、
 一振りで切断した物に応じて刀には称号が付けられ、称号に応じて攻撃力が増す。

『据物斬り(すえものぎり)』
ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 処刑人が振り落ろす一刀両断の剣筋。
 射程も捕捉も最低で静止目標しか狙えないが、命中すれば数段格上の宝具をも破壊する。
 もう片方の宝具との相乗効果により凄絶な威力を発揮する。

【Weapon】
『無銘・日本刀』
 試し斬りを待つ刀剣の束。玉石混交で可能性は未知数。

【解説】
江戸時代、御様御用(おためしごよう)を務めていた山田家当主が代々名乗った称号。
御様御用とは罪人を使って刀剣の試し切りをする役目で、死刑執行人も兼ねていた。
その為、首切り浅右衛門、人斬り浅右衛門とも呼ばれる。
世界的に刀剣の試し斬りは動物の死体を使うのが一般的だが、
日本では伝統的に人体を使った試し斬りが信頼されており、
江戸時代、合法的に人を切ることができたのは山田家のみだったため、
試し斬りの依頼が殺到したという。そのため刀剣業界との繋がりも深く、
大名家の刀剣購入の世話や、刀剣の鑑定も請け負っていた。
また、罪人の死体は山田家が拝領し、縫い合わせた試し斬り用死体や、
肝臓・脳・胆汁を原料に製作した丸薬を製作、販売して莫大な収入を得たという。
そのため山田家は非常に裕福であり、刑死者は手厚く供養された。
罪人の辞世の句に込められた意味汲み取るために、三代目以降は俳号を所持していた。
明治以降は役目が終わり、九代目を最後に山田浅右衛門の称号も消滅した。

エドの処刑人、山田浅右衛門。
エピソードを見る限り、屠殺業まがいのことまでしている。
野晒しにされるよりはマシかもしれないが……。

  • 最終更新:2018-01-28 17:30:59

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