嫦娥

【元ネタ】中国神話『嫦娥奔月』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】嫦娥
【性別】女性
【身長・体重】167cm・52kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 神代の仙人として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 月の獣と鉱石、薬草を用いた霊薬を作成可能。

【保有スキル】
月の仙女:A
 月へと昇り、月の神となったものがもつユニークスキル。
 キャスターは夜中に月が出ている場合、全ステータスをワンランク上昇させる。
 逆に新月であった場合は、魔力をワンランク下げる。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉。人間に堕ちても神籍があった者として、これを習得している。

【宝具】
『嫦娥奔月(じょうがはつきへとはしる)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1-80 最大捕捉:1000人
 月の仙女たるキャスターの心象風景を世界に具現化させる結界宝具。
 固有結界であり、周囲を月面世界に塗り替える大魔術。
 この中でのみ、本来の神性をキャスターは取り戻すことができる。
 結界内の重力は月と同等になり、相手は慣れない環境下において苦戦を強いられる。
 うまく身動きが取れない相手を、彼女の使い魔である月の鳥獣が袋叩きにしていく。
 相手の筋力、耐久、敏捷値を、キャスターのランクよりも低いものとする(最低値はE)。
 ただし、『環境適応』系スキルか『神性』を持つ相手には、これらのステータスをワンランク下げる程度に留める。
 この結界内は当然キャスターの神殿としても扱い、『月の仙女』は「月が出ている」ものとする。
 月の支配者である彼女を、本拠地である月で倒すのは非常に難しい所業となる。

【解説】
 嫦娥(じょうが)は、道教において月神とされ、「太陰星君」と呼ばれている。
 また、中国における弓の名手にして悲劇の英雄、后羿(こうげい)の妻であり、夫を捨てた仙女としても有名。
 天界に暮らしていた羿は、堯に依頼され地上を荒す10つの太陽、火鳥の内9羽を射ち落としたことで、地上を灼熱地獄から救った。
 しかしその10羽の火鳥こそ帝俊の息子であり、地上を荒らしたとはいえ息子の仇である羿を疎ましく思い、夫婦を神籍から外した。
 不老不死ですらなくなり、ただの人間に堕ちた嫦娥の小言を受け羿は西王母から、不老不死の薬を貰う。
 この薬は二人で分けて飲めば不老不死となり、1人ですべてを飲めば再び神となれる霊薬であった。
 羿は神に戻れずとも妻と二人で永久を過ごせば良いと考えたが、嫦娥はそうではなかった。
 薬を全て飲み干した嫦娥は、羿を置いて逃げる。天へ行くことを躊躇し、月へとたった1人で。
 月へついた彼女は、夫を裏切った罪故かヒキガエルへと変身し、その姿のまま月で過ごすことになったという。

【オマケ】
 伝承をそのまま受け取るならば、本来アライメントは混沌・悪のはずである。
 この嫦娥は「おつむの足りないが思いやりのある妻」として作成。
 最初は二人で永遠を生きることを考えたが、正当な功績を成した夫を人間へと追い落とした上帝に我慢ができず、
 夫の名誉回復のため直接上帝に訴えようと薬を飲み干し、単身昇天した。しかし門前払いを食らう。
 神籍を取り戻した以上迂闊に地上に戻れず、また夫への申し訳なさから足が行かずに、月へと渡る。
 そこで同じ効果のある薬を作ろうとする。が、しかし羿は弟子によって命を落とし、嫦娥は後悔の念に押しつぶされている。
 という妄想。羿さんが可哀想すぎるため、なんとか妻だけでも良い人にしたかった。
 こちらの方が救いのない話であろうか。悩ましい限りである。

  • 最終更新:2015-11-14 23:35:51

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