堯
【元ネタ】中国神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】堯
【性別】男性
【身長・体重】165cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A+ 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
カリスマ:A++
“鼓腹撃壌”の逸話からくる、大軍団を指揮・統率する才能。
ここまでくると魔力以外の何でもなく、誰もがアーチャーに尊敬の念を抱く。
神性:A+
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
黄帝の末裔である神の一柱であり、儒教における最高位の聖人である。
吝嗇家:A
質素倹約を旨とする忍耐強さ。
魔力の消費コストを半減させる。
【宝具】
『聖天子救世・真神羿矢(ヤォ・イー・ジゥシ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
天より羿を招き、灼熱地獄より世界を救った堯の治世の具現。
事実上、聖杯戦争の枠に到底おさまるはずがない、“神霊”、“羿”の、
無劣化での召喚行使を叶えるという途方もない秘蹟を内包した宝具。
この状況下の羿は、天帝により剥奪された神性を一時的に総て取り戻しており、
“サーヴァント”羿は愚か、一切劣化をしていない“大英雄”羿すらも、
足下にも及ばぬ神威の弓術の行使が可能となる。
この宝具を発動させ、羿が一度でも矢を射たとその時、堯は消滅する。
(本来ならば羿は、矢を九度射るのだが、聖杯戦争の枠を超えようとも不可能なモノは不可能なのである)。
【Weapon】
『萐莆』
堯の家の台所に生えた扇形の植物。
吉兆を表す証とされており、また同時に炎や熱などの魔術の一切をディスペルする能力を有する。
【解説】
三皇五帝のうちの、五帝の一角に数えられることが多い神代の帝。
姓は伊祁、名は放勲。嚳帝の子とされ、本来嚳の跡を継ぐはずであった摯に変わり、
徳の高かった堯がその後を継いで帝となった。
彼の治世において、交代で地を照らしていた十の太陽が一度に現れ、
地は干からび、水は枯渇し、地上は灼熱地獄と化していた。
堯は天にこの件を解決できる者の派遣を願い、天より弓神・羿が地に降臨した。
太陽は一つを残して撃ち落とされ、人々は堯の偉業に惜しみない賞賛を送った。
百年以上に渡って善政を敷き続けた堯であったが、治世中は非常に質素な屋敷に住まい、
治世が平和であろうともそれに慢心することのない謙虚さを持ち合わせている。
後世の中国に於いては、理想の君主の典型像とされることが多い。
- 最終更新:2014-01-02 22:29:35