國摩眞人

【元ネタ】鹿島志、その他
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】國摩眞人
【性別】男性
【身長・体重】167cm・57kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
陣地作成:B
 自らが奉じる神を祀る "祭壇"の形成が可能。

神授の武練:A+++
 日本最古の武術「神妙剣」。“発しては変転窮まりなく、結んでは方円の極となる”。
 八神殿方円に則り、あらゆる武術の根本にして末端、単一にして千変万化の神武を行使する。

一之太刀:EX
 「神妙剣」の奥義。対人神剣。
 最上の無想の域に浸ることで世界と自分、自分と相手の境界を無くすことで自らを一つの現象にする。
 これによって放たれる一太刀は因果の概念も置き去りにし、防御も回避も意味を為さぬ必然の一撃となる。
 後世、数多の剣豪が会得を目指した究極の奥義。その始まりの一。

【宝具】
『韴霊の法則(ふつのみたま)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 建御雷神より授かった神武の真理。鹿島の太刀。
 心身共に全八神殿方円を遂進することで、その先の第九神の大直神を経て、
 第十神の天照大神に収劍、完全たる境地に至る。
 結果、手に持つ太刀に、振るわずとも万物を断ち斬る神剣『布都御魂』の権能が宿る。
 剣神である『布都御魂』が持つ“切断”の権能は、虚実問わず概念すらも断ち斬るが、
 セイバーのそれはあくまで人の業による限定再現である為、一度に補足出来る対象は1つのみである。


【解説】
19世紀の鹿島神宮神官の北条時鄰が著した郷土誌『鹿島志』に記される大和時代の神官。
垂仁天皇の重臣であった国摩大鹿島命の五代目の子孫に当たり、
5世紀頃の人物と言われるが、7世紀以後の人物とする資料もある。

日本剣術を遡ると、その多くが「兵法三大源流」行き着く。
その一角である神道流の起源は他二流に比べて遥かに古く、その開祖と謳われているのが眞人である。
眞人は『布都御魂』の霊位を慕って聖地高天原に祭壇を築き、祈祷したところ、
日本神話最強の武神である建御雷神より神妙なる太刀の術を授かったという。
これが神官七家に伝わって後の「関東七流」となり、数百年後には日本兵法中興の祖と謳われる飯篠家直が
これを元に天真正伝香取神道流を体系化し、この流派に触れた数多の剣豪が生み出されることとなるのである。
あくまで文献上の話だが、國摩眞人こそが日本最古の武術家であり、始祖と言える存在であろう。


【コメント】
鹿島の太刀と韴霊の法則と神妙剣と一之太刀の関係性の記述はどの資料でも
似ているようで微妙に違ってよくわからん。個人的には以下の解釈。
①鹿島の太刀:布都御魂そのもの。あるいは建御雷神が布都御魂を持って発動する渾身の一振りの奥義。
②韴霊の法則:鹿島の太刀を初めとした建御雷神の武の術理。
③神妙剣:韴霊の法則を基に対人用に再構成した武術。
④一之太刀:神妙剣の奥義。渾身の一振り。対人版鹿島の太刀。

宝具としての『韴霊の法則』は、正しく術理を通すことで鹿島の太刀(布都御魂)を再現するというもの。
韴霊の法則によって布都御魂が宿って何でも斬れるというのは捏造だが、
名前的に凄くそれっぽいのでこういうことにした。八神殿それぞれに意味があるのだが長いので省略。
一之太刀はパクリ。文字通りの必中剣だが、超頑丈や鬼耐久には阻まれることも。
対して、宝具は阻まれることなく何でも斬るが、避けられることもある。
聖杯にかける願いは、第十神境地の更に先、完全の遥か上の境地、つまり根源に至ること。
適正クラスはセイバーとキャスターだが、神妙剣はあらゆる武の根本(という設定にした)ので、
大体どんな武器でも使えるし素手でも強い。

  • 最終更新:2016-01-05 22:47:22

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード