八条院暲子
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】プリンセス
【マスター】
【真名】八条院暲子
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
カリスマ:B
代々続く名家の娘が持つ独特の雰囲気。プリンセスのそれは中でも上位に位置する。
本人が細かく指揮することなく、おおよその意向に応じて周囲が何時の間にか行動してしまう。
【固有スキル】
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
幼時から父母により広大な荘園を得ており、晩年まで裕福であった。
自己保存:B
乱の中で生きながら、乱による被害を直接蒙らずに済んだ。とばっちりを受けずに過ごし易い。
【宝具】
『治承の女帝(じしょうのおんなぎみ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:20人
もしかしたら中世唯一の女帝となっていたかもしれない、プリンセスの可能性が生んだ宝具。
自身も含むレンジ内の味方が全平行世界で備えているスキルやステータスやその他の能力、武器の内、今の
この世界で所有していないものを一時的に借り受け、使用出来るようになる。
プリンセス自身はスキル:皇帝特権を持たないが、本宝具により使用が可能となる。
【Weapon】
なし。宝具により一時的に所持することが可能。
【解説】
鳥羽天皇の皇女(1137~1211)。法名は金剛観。母は玉藻の前のモデル説のある美福門院。
崇徳・後白河両院の異母妹にあたる。
生涯未婚であったが、二条院の准母として、東三条院以来の女院号を、初めて后位を経ることなく受けた。
近衛院崩御や安徳天皇都落ちの際には、称徳天皇以来の女帝として即位する可能性もあったという。
本人は鷹揚な人柄で剣呑であったとは伝わっていないが、猶子(養子の様なもの)であった後白河院の皇子
以仁王が反平家の乱を起こした際にはその子を匿っており、また王の令旨を頼朝以下諸国源氏に持ち込んだ
という源行家はプリンセスの蔵人(秘書)であったという様に、治承・寿永の内乱期に大きな役割を演じた。
源氏方が優勢になると、逆に池禅尼の息子である平頼盛や、南都焼き討ちで知られる平重衡の助命嘆願を受
け付けている。遺領は皇室(後に南朝を生む大覚寺統)の大きな財源となり、後世に影響を与えた。
- 最終更新:2016-09-04 15:56:57