光明皇后
【元ネタ】史実、光明皇后伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】光明皇后
【性別】女性
【身長・体重】148cm・35kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:A
騎乗の才能。幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
実は騎乗物に対してランクが足りておらず、乗騎が意にそぐわない行動をしても静止できない。
【固有スキル】
法術:A
神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
【宝具】
『鳳来仙飛天(ほうらいせんひてん)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
父の鳳凰への騎乗。皇帝を表す竜と対になる、“皇后の鳳凰”。
皇后職の象徴としての鳳凰が、利修仙人の逸話を借りて宝具に昇華されたもの。
瑞獣として仏法的な徳と智を裏打ちすることで、
ライダーの信仰・法術、利他・慈善の行動原理などを強化する能力を持つ。
騎乗者も騎乗物も、主従共に平和主義者であるが、
鳳凰は利修仙より光明皇后の安全の絶対優先を命じられており、
時として独自判断で内包する火徳を開放し、“火の鳥”と化して敵を薙ぎ払う。
【Weapon】
『陽寶劔/陰寶劔』
光明皇后が大仏に奉献した聖武帝の宝剣二振り。
魔術的な権能を多分に含み、剣自体が『法術』の特性を備えている。
【解説】
聖武天皇皇后。諱は安宿媛。光明子。藤三娘。藤原安宿媛。藤原太后。
藤原不比等と県犬養三千代の娘で、窮民救済と仏教公布に務めた伝説的人物。
国分寺や東大寺などの寺院建立を聖武天皇に勧めたのも彼女である。
娘の阿倍内親王(孝謙天皇/称徳天皇)が即位すると、高官に藤原氏を置き実権を掌握。
聖武帝崩御後は、夫婦縁の宝物を東大寺に献納した。これが正倉院の宝物である。
伝説上では利修仙人の小水を舐めた聖鹿から産まれ、仙に育てられた、
貴人の家に捨てられた、または光り輝く様を見たことで藤原の養子になったとされ、
また、鹿のようになっていた足先を隠すために足袋を考案して履いたという。
有名な施浴伝説では、千人の垢を洗い流そうとした皇后が
最後にやってきた癩病患者の膿を吸うと、病人は阿?罠如来の正体を現し去ったという。
悲田院や施薬院を設け、民の飢えに配慮して果樹を植えるなどの慈善を行い、
淳仁天皇即位とともに「天平応真仁正皇太后」の尊号を受けた。
また、史実上において皇族出身でない最初の皇后でもある。
- 最終更新:2012-05-26 16:46:21