伊利可汗
【元ネタ】史実、狼祖伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】伊利可汗
【性別】男性
【身長・体重】207cm・112kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:E-
凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、
伊利可汗は理性を残しているのでその恩恵をほとんど受けていない。
しかし、筋力と耐久が“痛みを知らない”状態となっている。
【固有スキル】
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
このランクでも一応劣化しており、また宝具発動時は失われる。
早駆けの乗法:A
騎馬民族に伝わる、特殊な乗馬技術。
騎乗物の敏捷性、持久性を向上させ、さらに本人の騎乗時中の魔力消費を抑える効果がある。
宝具発動時は失われる。
野性:C
自然の中に溶け込める性質。
暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
野生の獣としての直感を用いた気配遮断を行うことができる。
【宝具】
『先祖がえり:狼相変化(リインカーネーション・アセナ)』
ランク:D 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
突厥の祖先である、狼の血脈を呼び覚ます宝具。
狂化と野生をAランクまで上昇させ、名実ともにバーサーカーを暴狼に変化させる。
制御および解除には令呪の運用が必要となる。
【解説】
トルコの祖先とされる遊牧民族、突厥帝国の初代可汗イリグ。
初めは柔然に従い、鉄勒などを大いに討ったのち、調子に乗って把攬可汗の娘に求婚するも、
当時の彼の身分の低さ故に激怒され、それがもとで離脱。
離脱後は南北朝時代にあった中華(主に西魏)と交友を密にし、己を辱めた柔然を討ち把攬も自害に追いやった。
イリグが可汗号を名乗り、突厥建国を宣言するのはそのあとのことなのだが、
彼は建国から程なくして病没。跡は息子の科羅(乙息記可汗)が継ぐが彼もまたすぐに病没。
突厥の覇業は科羅の弟の燕都(木汗可汗)に託されることとなる。
【キーワード】
【狼祖伝説】
昔々、突厥の祖先は敵対部族との戦争に敗れ皆殺しにされた。
辛くも生き延びた(生かされた)少年アセナもまた、虫の息であったが
そこを雌狼のよって介抱され、アセナはその狼と交わって十人の男子を産ませたとされている。
伝承によって話の細部は異なるが、少年が狼を孕ませる展開はどれも同じである。
- 最終更新:2014-11-11 22:31:40