乃木園子

【元ネタ】鷲尾須美は勇者である
【クラス】バーサーカー
【身長・体重】156cm・kg
【真名】乃木園子
【属性】中庸・中立

【ステータス】
筋力:B 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:A 宝具:B

【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】
神樹の勇者:A
 園子のパスはマスターを介して、世界樹そのものと繋がっている。
 そのため園子は世界樹から、無尽蔵に魔力を受け取ることができる。

対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師では園子に傷をつけられない。後述する宝具『輝けよ、眩いほどに(せいれいけっかい)』に起因するスキル。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 生前、肉体のほとんどを神樹様に捧げられ、生き神として崇められた園子は、
 後付けながらも高い神性を獲得している。

【宝具】
『輝けよ、眩いほどに(せいれいけっかい)』
ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
 かつて大赦から贈られた、「精霊」と呼ばれる生命体。勇者をサポートする存在であると銘打たれていた。
 現実には、貴重な戦力である勇者の損耗を避けるための安全装置であり、
 勇者に危害が及ぼうとした場合には、たとえ本人が自殺しようとした場合であっても、無条件に勇者の身を守るようになっている。
 本来ならば宝具と呼べるほどのものではないが、園子は合計21体という、規格外の数の精霊を保有している。
 その堅牢な守りは、直接攻撃・魔力攻撃の双方に対して、鉄壁と言っていい耐久性を発揮する。
 ただし、精霊が自らの身を盾として、攻撃を阻む宝具であるため、音波攻撃などの間接的なダメージには効果がない。
 また、神の力に由来する結界であるため、神性スキルを持つ者や、神殺しスキルを持つ者であれば、その効力を低下させることができる。

『咲き誇れ、想いのままに(まんかい)』
ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人
 勇者の力を最大限に発揮する姿。
 勇者の敵であるバーテックスを、単独で撃破できるなど、平時を遥かに超えた戦闘能力を発揮する。
 この姿になった勇者は、戦闘後に「散華」と呼ばれる現象によって、身体機能の一部を喪失してしまう。
 ……しかし園子にはこの現象が発生せず、常時満開状態を維持している。

【weapon】
 宙に浮いた複数の刃を持つ独特な槍。
 満開状態では数が爆発的に増加し、文字通り刃の雨を降らせることができる。

【人物背景】
新樹館に通う小学6年生の少女。
世界を守護する神樹様を管理する組織・大赦に関わる家系であり、同時に大赦から、バーテックスを倒すために選ばれた勇者でもある。
独特なテンポで生きている天然女子だが、天才的な頭脳の持ち主であり、戦闘時には的確な指示で仲間達を導く。
かつて侵略者バーテックスとの戦いで、友を救うために満開を繰り返し、全身の身体機能を喪失した。

……以上が乃木園子という人物の、本来の顛末である。
しかし今回召喚された園子は、上記の通りに満開を繰り返した状態でありながらも、散華の影響を受けていない。
それどころか、散華という概念そのものが存在せず、永続的に満開状態を維持することができる。
ここに存在する乃木園子とは、神樹様が観測・記録した、「最強の勇者」の戦闘データを投影した存在であり、本物の乃木園子の中身を持たない虚像である。

ちなみに、今よりも未来の世界において、本物の乃木園子は身体機能を回復し、五体満足のままこの状態に至っている。
しかしその時の年齢は、現在より2つ年上の14歳。
この世界樹に召喚された乃木園子は、本人が生きたどの時間軸にも該当しない、「存在しないはずの英霊」なのである。


【元ネタ】鷲尾須美は勇者である
【クラス】ランサー
【身長・体重】149cm・kg
【真名】乃木園子
【属性】中庸・中立
【ステータス】筋力:C- 耐久:D 敏捷:A- 魔力:C+++ 幸運:E 宝具:C+++

【クラス別スキル】
対魔力D+++
魔術への耐性。一工程の魔術なら無効化できる。
宝具により精霊が増加すると共に強化される。

【保有スキル】
神性:D~A+
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
神性を持つ、もしくは神の支援を受けた逸話のある「勇者」の英霊から攻撃を受けた際に耐性として機能する。
このランサーの場合、宝具により武器を強化すると同時に神性も強化される。
一時、身体のほとんどを神樹に捧げ生き神として崇められたため最高値は極めて高い。

直感:B
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。視覚・聴覚への妨害を半減させる。

戦闘続行:A
瀕死の傷でも十全な戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限りは戦闘を続行できる。
――例え、四肢のほぼ全てと五感の一部が機能しなくとも。

【宝具】
「三ノ輪銀は勇者である(タタカイ)」
 ランク:C+++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
神の祝福。勇者を守る精霊達。
『勇者』という存在を害する全てに対し精霊が出現し、無効化する。
しかし神霊由来の防御であるため、一定ランク以上の『神性』を持つ相手ならば突破は可能。その際の攻撃はランク分の威力削減を行ってからダメージ計算する。
また神性由来でなかろうと、攻撃によって発生した衝撃波や音などには精霊が現れない、もしくは現れてもそれを緩和する程度となる。
初期の精霊は一体のみだが、後述の宝具により散華する度に精霊は増加し、効果も強化される。

「鷲尾須美は勇者である(ヤクソク)」
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大補足:500人

勇者の切り札。大輪の花を思わせる巫女装束と無数の刃の開花。
 「全盛期」の関係上、宝具のランクと効果はランサーの戦闘結果を反映している勇者たちより低い。

神樹から通常よりも多くの力を引き出し、飛行能力を得るだけでなく幸運以外の全てのパラメーターを1ランクアップさせる。
また武器となる槍に威力強化、数量増加、遠隔操作を付与し、与ダメージ計算の際に魔力を計算式に加える。
10ターンの発動を以って終了し、その際に『散華』が発生して身体機能の一部を喪失、代わりに精霊が追加される。
喪失する機能と追加される精霊については20回までは生前の逸話を踏襲するが、21回以降は喪失はランダム、かつ精霊の追加もなされない。
散華する度に神性及び魔力・対魔力が強化されるが、聖杯を得るまではどのような方法を使っても喪失した部位を回復することはできない。
また「鷲尾須美は勇者である」発動中は「三ノ輪銀は勇者である」が発動せず、連続使用した場合は発動ターンが減少する。

【weapon】
宙に浮いた複数の刃を持つ独特な槍。
魔力が強化される度に数が増加する。

【解説】
滅びた世界において神樹の力によって守れる四国の中、名家に生まれた少女。
 ぼんやりとした性格だが天才的な頭脳を誇り、物事を直感的に把握し危機的状況でも冷静に答えを導き出す。

三ノ輪銀、鷲尾須美と共にバーテックスから世界を守るための「勇者」として選ばれる。当時小学生。
だが戦いの中で銀が戦死。
そういった事態を防ぐべく勇者システムは改善されるものの、
勇者の身体の一部を「供物」として捧げる必要がある事に園子は気付く。
気絶した鷲尾を戦線から遠ざけた園子は単独でバーテックスとの戦いを挑み、撃退したが、
代償として身体機能のほとんどを失い、生き神として祀られることとなった。
……鷲尾とも、同世代の誰とも長らく出会うことのない、半ば幽閉された環境で。

  • 最終更新:2018-12-02 02:40:57

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード