中御門宣胤

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】中御門宣胤
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”結界”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。家業である有職典礼の伝承に努めた。
 中世日本の朝廷の行事に関する、魔術的な効果を帯びた道具を作成出来る。

【保有スキル】
仕切り直し:D
 戦闘から離脱する能力。応仁の乱以降、大火の中で命と最低限の財産は守りきった。

芸術審美:D
 芸術作品、美術品への深い造詣。主に東アジアの宮中儀礼に詳しい。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、やや低い確率で真名を看破することができる。

情報抹消:D
 対戦終了後に、対戦相手の記憶から情報を抹消する。
 若い頃から子孫が参照するために日記をつけていたが、生前の段階で多くを失っている。

【宝具】
『文明の謎立て(ぶんめいのなぞたて)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:10人
 文明年間、キャスターが熱中していた謎々の宝具化されたもの。
 謎立てとは謎掛けのことで、北東北では近代になっても使われていた言葉である。
 キャスターが謎を口にすると、言葉が相手陣営に接近、答えを口にすればその場で実体化するが、答え
 られなければぶつかってきた場で実体化してしまう。
 考えずに読心等の手段で答えを知った場合、答えてもその場で実体化してくれない。

【Weapon】
『無銘・太刀』
 公家の出仕用。現代の日本刀より平均レベルは高いという程度。

【解説】
 室町時代の公家(1442~1525)。主に弁官・蔵人といった、天皇側近の実務畑を歩んで出世した。
 その生涯は83年に及び、公卿としては46年も在籍するという異例の長さを誇ったが、後半生には応仁・
 文明の乱や明応の大火を経験し、数十冊あった日記が三冊を残して失われてしまう不幸に見舞われつつ、
 自身は助かるという、運がいいのか悪いのか分からない体験をしている。
 所領からの収入が途絶え、動産すら略奪や放火に見舞われた皇族と公家の間では、金がかからない上流
 向けの娯楽として「謎々」が流行。
 キャスターは文明年間に自作の謎々が天皇のお褒めの言葉を賜ったことで自信をつけ、一時期凝りに凝
 った謎々を作成、遂には勅命を受けて謎々連歌にまで手を出している。
 なお、事の発端となったキャスター自作の謎々とは「殿上の下侍の上に置く硯見失ひぬ」。
 まず「殿上の下」だから、「殿上」という単語の下をとって「上」を残す。
 次に「侍の上に置く」を、先の上という字の上に更に字を重ねると解く。従って答えは「○上」。
 最後に「硯見失ひぬ」だから、硯から見を失って「石」が残る。
 「上」の上に「石」を置いて「石上」。音繋がりで答えは「石菖」である。


  • 最終更新:2015-02-06 22:29:24

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