三好長慶
【元ネタ】戦国時代
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】三好長慶
【性別】男性
【身長・体重】168cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
呪術:A
虚空蔵求聞持法。
求聞持法を修めた者は見聞・知覚したすべてを忘れなくなるという。
また、修行の深さによっては虚空蔵菩薩の無量無辺の力を得て、神通力を発揮できるとされる。
歌詠み:A
和歌を詠むことで他者の心を震わせる。
言霊として機能させることで、芸術・魔術の効果を併せ持つ特殊スキル。
ただし自らが攻撃態勢に移ると歌詠みのランクは大きく落ちる。
三好長慶は集外三十六歌仙の一人である。
【宝具】
『天下制する三筑副王』
ランク:B+ 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:3人
自信の兄弟を召喚し、三好一族の全盛期を具現化させる宝具。
国家を謀るべき謀将と評された三好実休、
大敵を挫くべき勇将と評された十河一存、
国家を懐くべき仁将と評された安宅冬康を、A+ランクの単独行動スキルを備えた状態で現界させる。
ただし、召喚されたサーヴァントのHPは、キャスターのものと共有される。
誰かが倒れればそのまま全滅に繋がる、脆さを伴った宝具。
【Weapon】
『岩切海部』
岩をも斬れるほどの切れ味を誇る名刀。海部氏吉の代表作。後に黒田家に渡る。
この刀にかぎらず、海部刀は実用本位の刀であるという。
【解説
信長より先に畿内を制し、キリシタンに『日本の副王』と言わしめた戦国大名。
謀反人として有名な松永久秀の最初の主君でもある。また、剣豪将軍で有名な足利義輝とは幾度と無く対立した。
父である名将三好元長が、主君細川晴元らに謀殺されると、わずか10歳で家督を継ぐ。
以後、三好家の勢威を回復するために、細川晴元・足利義輝に対し臣従と敵対を繰り返し、
ついには京都に三好政権を打ち立て、幕府の主導権を握った。
しかしながら三好長慶の敵に対する処遇は寛大を通り越して甘いとしか言いようがなく、
好機は度々あったにもかかわらず、足利義輝、細川晴元の命を奪わなかった。
このため、足利義輝らはその優しさに付け込む形で三好家を脅かすことになる。
それでも三好実休、十河一存、安宅冬康といった有能な弟達の助けもあって三好一族の体制は盤石であった。
しかし、十河一存が落馬による死、一族の本土である四国を任せていた三好実休の戦死、
期待をかけていた嗣子である三好義興の早世といった不幸(松永久秀の暗殺説もある)が重なり、
精神的なダメージで判断力が衰える。
その為、松永久秀の讒言を信じてしまい、最後の弟・安宅冬康を謀反の疑いで誅殺してしまうが、
後に事実無根のものと知り、失意のうちに病死した。
長慶の死後、有能な弟もすでに亡き三好家は、松永久秀らによる内紛で衰退。
三好長慶の甘さに庇護されていた足利義輝も暗殺され、空白地帯となった京都は織田信長に制される事となる。
- 最終更新:2013-03-11 00:16:29