一山一寧
【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】一山一寧
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力C+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”工房”の形成が可能。宝具により強化・拡大出来る。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。仏教と儒教、文学と書の逸話に関する道具が対象。
【固有スキル】
法術:C
仏教由来の魔術大系。大師・国師号を持つ高僧である。
指南の心得:D
多くの者を育て上げた者が持つスキル。同行者を人間的に大きく成長させる。
風除けの加護:E
来日を可能とした仏の加護。風雨や波浪による影響を軽減する。
【宝具】
『雪達磨画賛(ゆきだるまがさん)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:40人
元々日本では掛軸といえば仏画を礼拝するためのものであったが、生活全てを仏法に通ず
るとする禅宗の僧侶が相次いで中国より来日したことで、鎌倉後期になると山水や人物や
花鳥の画が鑑賞されるようになり、禅僧の画賛も求められた。
キャスターが雪達磨の画に賛を加えたというのが、日本における雪達磨の初期の例である
が、雪布袋画に別人の賛があったのに、キャスターに書き直しが依頼されたこともあった。
既に存在する世界、或いは別人により結界等で色付けされた世界に、キャスターが自らの
色を付与することで、キャスターの意思により左右される空間を作り上げる。
【Weapon】
『無銘・錫杖』
【解説】
鎌倉時代の臨済宗の僧侶(1247~1317)。南宋出身。
祖国滅亡後、元の使者として来日。弘済大師の号を持つ高僧であったことから斬刑を免れ、
衆庶に敬愛されて、上皇や執権の帰依を受けている。
能書家であり、文学・儒学に通じ、弟子にも文学的教養を求めることでいい加減な人材を篩
にかけたことから、門下には五山文学の俊英が生まれている。
遷化の後、花園院から一山国師と諡された。賛をした『松下達磨』図などが現存する。
日本初の仏教通史『元享釈書』はキャスターの日本仏教史への質問に満足に答えられなかっ
た日本人僧が編纂したものであるが、あまりに頼りにされすぎたために後世俗人の研究者で
すら同時代史料ではなく本書を引用するような混乱を生じている。
仏教でも儒教(朱子学)でも文学でも絵画でも仏教史学でも後世への影響の大きな人物。
- 最終更新:2016-09-16 02:47:02