ヴラド・ツェペシュ

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヴラド・ツェペシュ
【性別】男性
【身長・体重】187cm・78kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
軍略:D+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 防衛戦――特に奇襲や待ち伏せ、補給路破壊、焦土戦術などを行う場合、効果が倍増する。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

透化:C
 揺るがぬ意志。如何なる手段を用いてでも目的を達成する覚悟。
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

【宝具】
『抗敵貫く万絶の杭(カズィクル・ベイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:500人
 数多の領民と敵兵を串刺しにした逸話の具現。
 真名解放により、その土地の霊脈から魔力を強制的に吸い上げ、無数の杭を実体化させる。
 ランサーに対する敵意に反応して地面から生える無数の杭は、敵を無慈悲に貫き、串刺しにする。
 霊脈の魔力を用いる為、多数の敵と広範囲に作用する対軍宝具でありながら、消費魔力は非常に少ない。
 また、霊脈を強制的に管理下に置く事により、ランサー以外のすべての者がその場のマナを使用できない状態にする。
 ただし、その土地の霊脈を著しく傷つける為、同じ場所での連続使用は出来ない。
 死角となる下方からの攻撃やマナを使用不可能にする点など、奇襲や焦土戦術の性格を持つ宝具である。

【Weapon】
『無銘・杭槍』
レンジ:3~5
 ランサーが戦闘で使用する長大な“杭”。
 彼の生前の逸話を象徴するものだが、本来は武器ではない。

【解説】
 ワラキア、ルーマニアの英雄。串刺し公ヴラド3世。1431年生、1476年死去。
 青年期は弟ラドゥと共にオスマン帝国の虜囚として過ごしたが、待遇は客人に近く、軍事や政治について学んだ時期でもあった。
 父と兄が暗殺された後にワラキア公となるが、1度目の統治は僅か2ヶ月で終わる。
 公位を追われた彼はモルタヴィアやハンガリーに身を寄せ、トランシルヴァニア公フニャディ・ヤーノシュの庇護下に入る。
 ヤーノシュは父兄暗殺の黒幕ともいわれ、ヴラドが祖国を追われる原因ともなった人物で、この頃は不遇な時代だったといえる。
 1456年、ヤーノシュの支援の下でワラキア公に復位。
 復位当時のワラキアは貴族の権限が強かったが、周辺諸国に対抗するには君主による中央集権が必要だった。
 中央集権を実現する手段として彼が選択したのが、後に自身の象徴ともなる串刺しである。
 身分の別なく反逆者を粛清――農民であろうと貴族であろうとも串刺しに――して権力を握った後、彼はオスマン帝国に反旗を翻す。
 3万足らずのワラキア軍は、“征服者”メフメト2世率いる15万の大軍をゲリラ戦や焦土戦術、夜襲によって苦しめ、幾度も撃退する。
 それでも国力と兵数で優越するオスマン帝国軍はワラキアの首都に肉薄するが、トルコ兵はそこで異様な光景を目にする。
 首都トゥルゴヴィシュテの周囲長さ1km・幅3kmの平野に2万のトルコ兵が串刺しにされ、放置されていたのである。
 この光景に士気を打ち砕かれたオスマン帝国軍は、その夜に行われた夜襲で遂にワラキアからの撤退を始める。
 しかし、オスマン帝国は反ヴラド勢力を支援する事によってヴラドをワラキアから追い出す事に成功。
 その後、ヴラドは亡命先のハンガリーで濡れ衣を着せられて幽閉されてしまう。
 幽閉から12年後、オスマン帝国からワラキアの支配権を取り戻すべく解放されたヴラドは3度目となるワラキア統治を開始するが、
 その同年にオスマン帝国との戦いに敗れ、戦死。一説には、敵対する貴族による暗殺ともいわれる。
 最後の統治の直前、正教からカトリックに改宗しているが、これはカトリック教国からの支援を得る方策であった。
 彼にとって宗教は統治の手段に過ぎず、最も重要だったのは「祖国の独立」だったのかもしれない。
 
 なお、このヴラド公は、オスマン帝国という外敵に立ち向かった“護国の英雄”としての面が強く表れている。
 串刺し刑による恐怖政治を敷き、ドラキュラと恐れられた側面が強く出た場合は、また違ったサーヴァントとなるだろう。


【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヴラド・ツェペシュ
【性別】男性
【身長・体重】174cm・67kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
透化:C
 揺るがぬ意志。
 精神面への干渉を無効化する精神防御。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具を行使する場合に、有利な補正が与えられる。

【宝具】
『刺し貫く粛清の杭(カズィクル・ベイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:500人
 数万のトルコ兵を串刺しにした逸話の具現。地面より突き立つ無数の杭。
 レンジ内に存在するすべての敵に対して、死角となる下方から杭に刺突攻撃を行うと同時に、敵の士気を極度に減少させる。
 後者の効果については対精神干渉系スキルで回避可能。
 また、この宝具が発動している間、ランサー以外のすべての者はレンジ内の魔力(マナ)を活用できない。

【Weapon】
『無銘・刺杭』
 ランサーが戦闘で使用する杭。
 武具としての性能は決して高くない。

【解説】
 中世ワラキア公国の領主。ヴラド3世。串刺し公の異名で呼ばれ、ドラキュラのモデルとしても有名。
 ワラキア公ヴラド2世の次男として生まれるが、少年期はオスマン帝国の人質として過ごす。
 父と兄の暗殺をきっかけにオスマン帝国の後押しを受けてワラキア公となるが、1度目の統治はたった2ヶ月で終わる。
 その後はモルタヴィアに、次にハンガリーに身を寄せ、トランシルヴァニア公フニャディ・ヤノーシュの支援の下、二度目のワラキア統治を始める。
 この統治において領内の大貴族を打倒して中央集権化を達成し、権力を掌握。同時にオスマン帝国に対して反旗を翻した。
 なお、反対派の粛清には貴族に対しても串刺し刑(当時、重罪を犯した農民にのみ行うものとされた)を行ったという。
 自軍の数倍の規模のトルコ軍を相手に、焦土戦術や後退戦術、夜襲などを巧みに用いて抗戦する。
 また、数万のトルコ兵の串刺し死体を放置して敵兵に見せ付けたとされる。
 これによって士気を打ち砕かれ、満足な補給も受けていなかったトルコ軍を撤退させる事に成功する。
 しかし、オスマントルコが支援した反ヴラド勢力に追われ、トランシルヴァニアへと逃げ延びた後に12年もの間幽閉され、
 正教からカトリックへの改宗を条件に解放されて3度目となるワラキア領主の座についたものの、この改宗によってワラキア人民の支持を失う。
 その最期は、トルコ軍との戦いの最中の戦死とも、反ヴラド派の貴族による暗殺ともいわれる。


【元ネタ】史実+東欧吸血鬼伝承
【CLASS】バーサーカー
 【マスター】雨生 龍之介
  【真名】ワラキア公 ヴラド3世
  【性別】男
  【身長】194cm
  【体重】82kg
  【属性】秩序・狂乱
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具B+
【能力】
狂化:C
幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、
複雑な思考が出来なくなる。

【保有S】
信仰の加護:A+++
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。高すぎると、人格に
異変をきたす。

戦闘続行:A
戦闘から離脱する能力。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り
生き延びる。また敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く。

無辜の怪物:EX
ドラキュラ。生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた
怪物の名。現行クラスの影響により、遂には伝説上の怪物そのものと化してしまった。

【宝具】
串刺城塞・吸血魔城(カズィクル・ベイ)
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2‐30 最大補足:100人
串刺し公とも呼ばれるバーサーカーのいわば代名詞と言える宝具。自らの肉体を引き裂いて生ずる
幾多の魔槍を撃ち放つ、呪いと鉄槌の拷問魔城。クラスの影響によるものか吸血鬼としての側面が
強く打ち出されており、刺し貫いた犠牲者の血液を媒介にその生命力(マナ)を吸い上げる。また
魔槍が蹂躙した場所はランサーの領地となり、地脈を喰い荒し周囲の生物のマナをも略奪し続ける。
戦線が拡大し犠牲者が増えれば増えるほどランサーの力は増大していく、まさに吸血鬼の本質を体
現する呪われし宝具。優れた統治者であったにも拘らず、後の時代にいたるまで彼が怪物扱いされ
たのは、ハンガリー王マーチャーシュがヴラドの悪評を誇張・捏造し、周辺諸国に積極的にばら撒
いて意図的に彼の評判を落とした情報戦による、とも言われている。


【特記事項】
ワラキア公ヴラド3世、通称ドラキュラ公または串刺し公。15世紀ルーマニアのワラキアの領主。諸侯の権力
が強かったワラキアにあって中央集権化を推し進め、オスマン帝国と対立した。ブラム・ストーカーの小説
ドラキュラのモデルの一人。ヴラド2世ドラクルの次男として生まれる。
父ドラクルがワラキア公となり、バルカン半島へと進出を続けるオスマン帝国に対し、ハンガリーとは緊張
関係を孕みつつも共に断続的にと交戦した。ヴァルナの戦いでオスマン帝国に敗北すると、オスマン帝国に
臣従を余儀なくされ、ヴラド3世は弟のラドゥとともにオスマン帝国の人質となった。
父及び長男ミルチャが暗殺され、ハンガリーのトランシルヴァニア総督 フニャディ・ヤーノシュの支援を
受けたヴラディスラフがワラキア公となると、ワラキア支配を目論むオスマン帝国の支援で、ヴラディスラ
フを排除しワラキア公の座に就いた。しかし二ヶ月でヤーノシュに敗れ、モルダヴィアへ亡命する。
亡命先のモルダヴィア公が病死すると、トランシルヴァニアに戻りヤーノシュの許に身を寄せる。ハンガリ
ーを無視して独立を果たそうとするヴラディスラフを疎んじたヤーノシュの支援の下で再びワラキア公に返
り咲く。
その後、ワラキア領内の大貴族を打倒して権力を掌握して中央集権化を進め公の直轄軍を編成し、さらに
オスマン帝国への貢納を拒否する。オスマン帝国がワラキア公国に使者を派遣して貢納を要求すると、使者
を生きたまま串刺し刑にする。これについてヴラド3世は無礼があったためと釈明した。
その後、オスマン帝国皇帝メフメト2世は大軍を率いてワラキアに何度か侵攻したが、兵力に劣るヴラド3世
はゲリラ戦と焦土作戦で以って激しく抵抗し、その都度撃退する。1462年の戦いでヴラド3世はメフメト2世
の首を標的とした夜襲を敢行してオスマン帝国軍の多数を殺傷するも、イェニチェリの激しい抵抗にあって
メフメト2世を殺すことはできなかった。その後、ワラキアの首都トゥルゴヴィシュテに入城したメフメト2
世を待っていたのは、ヴラド3世による大量のオスマン帝国兵の串刺しの林であり、それを見て戦意を失った
メフメト2世はワラキアを撤退した。
同年、オスマン帝国はヴラドの弟ラドゥを支援し、ヴラドから離反した貴族達を糾合させてヴラドの追い落
としに成功する。ヴラドはトランシルヴァニアに落ち延びたが、ハンガリー王マーチャーシュ1世にオスマン
帝国に協力したという罪状で捕らえられ幽閉の身となる。
この間カトリック教国からの支援を得ようとして正教会からカトリックに改宗し、マーチャーシュ王の妹と
結婚、幽閉から釈放された。その後、三度目のワラキア公に返り咲くも、同年現在のブカレスト近郊でオス
マン帝国と戦って戦死する。一説には、ヴラドに敵対するワラキア貴族による暗殺ともいわれる。
オスマン帝国軍は、ヴラドの首を塩漬けにし、コンスタンティノープルに持ち帰って晒したという。
ヴラドの遺体はスナゴヴの修道院に葬られたとされる。

【特記妄想】
高潔な騎士の皮さえも剥がれたむき出しの怪物。正直ランサーの時よりもイッちゃってる。
理性も信念もなく、敵を殺し味方を殺し守るべき民も 治めるべき国も男も 女も 老人も 子供も 自分までも
殺し尽くす 度し難い化物。……どう見てもアー○ードです、本当にありがとうございました。
触媒は、ヴラドの持ち物とされるふたつに砕けた十字架。



【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】 ヴラド・ツェペシュ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・80kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下のの詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
軍略:D+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 また不利な情勢やゲリラ戦を行うときにも有利な補正を得られる。

無辜の怪物:A
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。 能力・姿が変貌してしまう。
 悪魔として恐怖され、祀り上げられた英雄の成れ果て。この装備(スキル)は外せない。
 ランサーはこのスキルによって、夜間に限り吸血鬼としての能力を持つ。Cランクの「異形」に相当。

怪力:E
 「無辜の怪物」の発露の一端。一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 
串刺し公:A
 真名にまで昇華されたランサーの異名。「串刺しの杭」が発展した、ランサーだけが持つ特性。
 恐怖による統制力はCランクの「カリスマ」に相当する。
 対峙した者の士気を激減させるが、これはランサーの宝具と同時に発動する。
 対精神干渉系のスキルで回避可能。

【宝具】
『万俗穿つ魔竜の粛刑(ヴラディスラウス・ドラクリヤ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500
 大地から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。数万の自国民を串刺し、焼き討ちにした逸話の具現。
 ランサーが地形確認を済ませた場所でなければ発動しない。
 これによって傷ついた者は、負傷した部分から発火し、全身を焼き尽くされる。
 この宝具は罪深い者に対して発動する場合は、魔力の消費が抑えられる効果がある。
 
『餓え渇く鮮紅の血杭(カズィクル・ベイ)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~ 最大捕捉:-
 長槍の様な姿をした、血によって象られた魔杭を大地から出現させる。
 数万のトルコ兵を串刺しにし、撃退した逸話の具現。
 この杭で傷つけられた者の血液を媒介とし、次なる杭を生成する。
 生成された杭は周囲を無差別に攻撃し、傷つけられる者が存在する限り無制限に増殖する。
 その威力に対し、魔力消費は最初の杭一本分で済む低燃費宝具。
 また、相手の血液を自分の魔力として取り込むことも可能。

【解説】
既にたくさん鯖化されてる英雄なので流用部分多し。
寡兵でオスマン帝国軍を追っ払った凄い人だけど、運が悪くて勝率は高くない。
特技は夜戦、ゲリラ戦、焦土戦術で第六天魔王並に焼き討ちが好き。
父親の名前に「竜」が含まれてるところがアーサー王と被る。
「無辜の怪物」で得る「異形」は、「吸血鬼の能力を持つ異形の人間」止まりであり、完全に人間を逸脱するわけではない。
純粋な人間であったことが史実で明らかになっているヴラドにとって、このランクは破格だが、
吸血鬼が世界で最も有名な魔物であることの影響力によってこのランクが保たれている。
夜間に発揮できる吸血鬼能力は、「吸血して魔力補充」・「多少の傷は自動回復する」、
「銀と太陽属性に弱くなる」、「蝙蝠を使い魔に出来る」、「蝙蝠の翼を生やして短時間飛行」等。
「串刺し公」は、「串刺しの杭」の恐怖に「カリスマ」が加えられたもの。
恐怖統制を強いてる内は「カリスマ」を発揮するが、恐怖統制を解いた状態の求心力は並以下。
「粛刑」も「血杭」も補足範囲は広いが、英霊にとっては、かわすのはそれほど難しくない。
適正クラスは本来はないけど、杭を槍に見立ててランサーになれる。アヴェンジャーになれない事もないかもしれない。



【元ネタ】史実およびフェイト/エクストラ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヴラド三世
【性別】男性
【身長・体重】183cm・85kg
【属性】混沌・悪 (本来は秩序・悪)
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷E 魔力A 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
信仰の加護:A+++
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 ……高すぎると、人格に異変をきたす。

反逆耐性:A
 相手が先手で攻撃した場合、筋力と耐久を1ランク上昇させ、
 反撃時の判定に有利な修正を得る。

戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

無辜の怪物:A
 ドラキュラ。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『悪徳には粛清の儀を(ドラクレア・ツェペシュ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大補足:1人
 自らに槍を突きたて、対象に呪いのダメージを与える。
 ランサーの残りHPの少なさに比例して与えるダメージが増加する。
 これを防ぐにはCONやMGIではなく、呪い・粛清の耐性が必要。

『串刺城塞(カズィクル・ベイ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:3~99 最大捕捉:1000人
 魔槍から放出する呪いの鉄槌による広範囲の全体攻撃。
 呪いを槍や杭へと変形させ、地上から突出させて補足対象を串刺しにし、
 さらに空中にも同じものを出現させ、回避不能の追尾攻撃として落下させ対象を穿つ。
 単純な物理ダメージ以外にも、特殊な追加ダメージがあり、
 このダメージは対象が持つ不義・堕落の罪に応じて痛みとともに増大し、
 相手が不義であればあるほど、そして罪が大きければ大きいほどに威力が上昇する正義の一撃。
 これを防ぐには単純な防御力や対魔力ではなく、自身の潔白や粛清防御などが重要となる。
 また、全対象に与えたダメージの二割分を自分のHPに吸収し、回復することができる。

【解説】
 エクストラのヴラドの焼き直し、ほとんどそのまま。
 自分を串刺しにする技があまりにも印象強いので宝具化。
 反逆耐性は逸話としても十分スキルとして成り立つため追加。
 エクストラだと戦闘続行に離脱能力がついてるので仕切り直しと分けた。
 あの黒い鎧かっこいい。



【元ネタ】Fate/EXTRA他
【CLASS】ランサー
【マスター】ランルー
【真名】ヴラド三世
【性別】男
【身長・体重】191cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:E 魔力:A 幸運:D 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 無辜の怪物の影響によりワンランク上がっている。

【固有スキル】
信仰の加護:A+++
 一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信仰から生まれる精神・肉体の絶対性。
 高すぎると人格に異変をきたす。

戦闘続行:A
 戦闘から離脱する能力。
 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。

無辜の怪物:A
 生前のイメージによって、過去の在り方を捻じ曲げられなった怪物。
 能力・姿が変貌してしまう。このスキルを外すことは出来ない。
 本来ならドラキュラの逸話により、吸血鬼の肉体と能力が付随されるはずなのだが、
 虎聖杯の力で竜(ドラクル)の息子であるという逸話からドラゴン化してしまった。

【宝具】
『串刺城塞(カズィクル・ベイ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:300人
 正義の一撃。不義・堕落の罪に応じ痛みを増す、呪いと鉄槌の拷問魔城(ドラクリヤ)。
 ヴラド三世が生前トルコ軍を迎え撃つために首都の城壁の周囲に築いた串刺しの野原を再現したもの。
 周囲に無数の杭や槍を生えさせ敵を穿ち拘束し、投槍によるとどめの一撃を加える。
 粛正の対象、『逃走』『不道徳』『暴力』を犯している相手ほど破壊力を増していく。

『竜血の伝承(ヴラディスラウス・ドラクリヤ)』
ランク:B 種別:対己宝具 レンジ:‐ 最大捕捉:1人
 彼が生前に愛用した通称としての『ドラキュラ像』を具現化させ、より竜に近い姿へと変貌する。
 身体能力が大幅に増幅し、ランクAの対魔力とランクCの竜の息吹スキルを獲得する。
 ただし、この宝具を発動すると現界のための魔力をバーサーカー並みに消費するようになり、一度発動したこの宝具は解除することは出来ない。

【解説】
 虎聖杯によってSE.RA.PHを包んだ頭の悪い結界の効果によって、無辜の怪物の効果が歪み、竜人化したランルーくんのランサー。
 怪物属性には変わりはないが、生前に自分が名乗っていた意味での変貌のため、本人は割と気に入っている。
 ただし、新たに獲得した宝具は妻(マスター)にかける負担が大きすぎるため、妻の絶対的なピンチになるまでは使う気は一切ない。

  • 最終更新:2018-01-31 20:04:53

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