ワーテ
【元ネタ】グードルーン
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ワーテ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・98kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
指南の心得:B
幾人もの英傑を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
ランクBなら自らの持つ技能であれば習得させる事が可能。
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
医術:B
恐ろしい魔女に学んだとされる医療の技術。
外傷であれば致命傷であっても短時間のうちに癒す事ができる。
【宝具】
『突き破る鋼の重騎(シュトゥルミ)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:4~40 最大捕捉:20人
ライダーが知行地を与えられ過ごすシュツルム国、
古代の歴史資料に現れる民族名に由来するその名を愛称として有する乗騎。
頑強な防御力と、正面方向への強力な遠距離攻撃手段を有する。
……フィンランド防衛に貢献したIII号突撃砲G型である。
【Weapon】
『無銘・楯』
ハーゲンの槍の柄、ルートウィヒの鋭い槍の穂先を打ち砕いた堅固な楯。
【解説】
ハーゲン、ヒルデ、グードルーンの三世代に渡る物語『グードルーン』主要人物の一人。
シュツルム国の英雄であり、ヒルデの夫となるヘーリンゲン国のヘッテル王らの師。
剣を振り降ろす度に地響きが轟く二十六人力を持ち、技においても優れた老練の武将。
登場時から白髪の老人だが、第三部でも最大級の武勲を挙げる物語中最強格のじじい。
第一世代の主人公ハーゲンは、主の為にヒルデを得ようと身の上を隠して訪れていたワーテと
存分に打ち合った後、「私の方がそなたの弟子になる必要がありそうだ」と絶賛を与えた。
またヒルデを追っての合戦では互いに血を流し合いながらもワーテが優勢に立ったという。
第三世代の幾度にも渡る合戦でも常に活躍し、グードルーンを攫った勇士ハルトムートは
各国の名立たる勇士を相手取り手痛い傷を与える豪勇を示したが、ワーテの前に遂には敗れ
捕虜の身となった。老ワーテは最後まで不敗のままヘーリンゲン国に尽くしたのである。
美しいご婦人の傍にいるより辛い戦いに身を晒す方が楽しい、と断言する武人であり、
またしばしば強硬な主張を繰り返してはその通りに実行する血生臭い人でもあった。
完全な恭順を示すまで容赦すべきでない、悪女は女だろうと容赦せず殺すべきである、
赤子も成長すれば敵となるから皆殺しにしないのは間違いだ、面倒だから殺そう、等々。
グードルーンの婚約者ヘルウィヒがハルトムートとの戦いを中断させようとした時には、
友軍にして主君の娘の婚約者であるその頭を力強く殴りつけて昏倒させた事もあった。
軍議での意見も同様で、比較的穏健な提案をする勇士フルーテとは尽く意見を異にした。
大抵はフルーテの意見が採用されるのだが、どうも彼とは不仲であったらしい老ワーテ、
不満たらたらではあっても決まった事には一応従ってくれる程度に正気ではあった。
- 最終更新:2016-08-26 23:54:34