ローゲ
【元ネタ】『ニーベルングの指輪』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ローゲ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・66kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力A+ 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
自身の聖域たる火の領域や、“試練の炎”による大結界の形成が可能。
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
神性:A-
半人半神より火神に叙されたローゲの神霊適性は最高クラスと言えるだろうが、
神格化の呪縛を解いたローゲは、自身の意思により対神性効果の影響を半減させられる。
魔力放出(炎):A+
膨大な魔力はキャスターが意識せずとも、業火となって総身を覆う。
炎の障壁と莫大な熱量の余波によって、攻撃力・防御力共に格段に向上している。
話術:B
卓越した言論による思考誘導。
詐術による欺瞞や懐柔、また挑発行為などに優れている。
【宝具】
『神々の黄昏(ゲッターデメルング)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
終末の火。神城ヴァルハルを焼き滅ぼした、火神の炎の最大開放。
北欧神話におけるスルトの剣。
火の神の意思を受けた焔は際限なく燃え盛り、強力な“対神”性能の灼熱を顕す。
“炎”は神々に引導を渡した『滅び』の概念を内包しており、
その火の届く場所にあっては、不死者も定命者も区別なく燃やし尽くされる。
仮に『世界樹の薪』程の可燃要素があれば、一つの世界(時代)を終わらせることも叶うだろう。
【解説】
歌劇『ニーベルングの指環』に登場する半神半人の火神。
北欧神話のロキに相当する。
主神ヴォータンの“槍”の契約により繋ぎとめられた狡猾な神である。
歌劇序夜では、神城ヴァルハル建築の報酬を巡る巨人たちとの諍いを解決するため
小人アルベリヒを弁舌で誑かし捕縛する。結果、呪われたニーベルングの指環は巨人の手に渡り、
神々は晴れてヴァルハルに入城するが、しかし半神半人のローゲだけはここに神々の凋落を予感した。
ついには自由を求めて契約の杖(槍)に齧り付くが、ブリュンヒルデの眠る岩山に縛り付けられる。
後に主神の槍がジークフリートに破られ、戦乙女が自己犠牲により死ぬと、この戒めから解き放たれたが、
最後にはヴォータンの砕かれた槍がローゲの胸を突き、溢れ出た炎が神々の時代を終わらせた。
- 最終更新:2011-12-12 01:15:52