ロボ

【元ネタ】シートン動物記
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】へシアン・ロボ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・68kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
復讐者:A

忘却補正:B

自己回復(魔力):B

【固有スキル】
堕天の魔:A+

怪力:C

死を纏う者:A

【宝具】
『フリーレン・シャルフリヒター(遥かなる者への斬罪)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:6人
 ロボがかつて率いた少数からなる狼の群れ。
 自らの霊体を分割し影に付与することで、己と似通った姿を持つもう一体の自分を作り上げ、
 己の肉体の延長上として使役することができる。
 影は思考や五感を本体と共有しており、完璧な連隊行動を可能としている。
 作成可能な影は最大でも五~六体であり、無理にそれ以上の影を作り出そうとすると、
 本体の霊体が不安定となり、本体も含めた影のポテンシャルは大きく低下する。

【解説】
カナダの博物学者、シートンのもとにある日一通の手紙が届く。
送り主はアメリカで実業家として成功し、牧場経営をしている知人だった。
手紙を読むと彼が経営している牧場がある地域では、近年家畜が狼に殺される事件が多発しており、動物の生態に関して豊富な知識を持つシートンの助けを借りたいのだという。
本来なら狼狩りを専門に行うウルフハンターに依頼するはずが、なぜ学者である自分に助けを求めるのかという疑問を抱きながらも、シートンは牧場があるニューメキシコへと向かった。
ニューメキシコの一地区カランポーに到着したシートンは、現地の人々から「魔物」と呼ばれ恐れられる古狼、ロボの存在を知らされる。
ロボはがっしりとした巨躯の狼で、自分の倍以上もある体重の牛を引きずり倒す体力と「悪魔が知恵を授けた」とさえ称される知性を持ち合わせていた。
今までも何人もの牧場主やハンターたちがロボに挑んだが、策は全て徒労に終わり何百頭もの家畜や猟犬が殺されたという。
人間を翻弄し続けるロボに万策尽きたカランポーの人々は、今まで数々の狼の群れを退治してきたシートンに白羽の矢を立てた。
依頼を受けたシートンはロボの群れの追跡を開始した。
率いる数は5、6頭程度と少数の群れでありながら、整然とした統率に裏付けされた鮮やかな狩りをみせるロボの賢さにシートンは驚嘆する。
シートンは知恵を絞りロボを捕らえようとするが、いかなる巧妙な仕掛けも通用せず、ロボたちは人間を嘲笑うかのように罠をかいくぐっていった。
そして追跡開始から3ヶ月が経った頃、シートンはロボの群れの足跡を見てあることに気付く。
それは群れにいる特定の一頭にのみ、厳格なロボが例外的に寛容な態度を取っているというものだった。
シートンはその特徴から足跡の主はロボの群れにいる唯一の雌、真っ白な毛色を持つ「ブランカ」と呼ばれる狼のものと断定する。
ロボにとってブランカは特別な存在であり、これがロボの唯一の弱点と悟ったシートンは、捕獲の対象をロボからブランカへと変更。間もなくブランカは罠にかかり、シートンたちに捕獲される。
伴侶であるブランカを奪われたロボは冷静さを失い、シートンが仕掛けた罠に捕らわれる。
ロボが命を賭けて奪還しようとした時、既にブランカは息絶えていた。
ブランカを殺され、鎖に繋がれたロボはかつての荒々しさを無くし、与えられた食べ物や水を一切口にしないまま餓死する。
あくまでも人間に屈服しないロボの最期を見たシートンは、その野生の中にある気高さに敬服すると同時に、誇り高き狼王に対する自身の卑劣を恥じた。



【CLASS】バーサーカー
【真名】ロボ
【性別】男性
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 
【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、群れの王としてはCランクで十分と言える。
 
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 
心眼(真):B
 自然の修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
 
 
【宝具】
『強く強かなる狼王(ロボズ・ハート)』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:─
 狼王として知られたロボの知性と力を現した宝具。
 自動発動型の宝具であり、バーサーカーが狂化した時、理性をそのままに力を強化できる。
 更に、その宝具発動中は「単独行動:A」を得、サーヴァントや魔術師の肉を食うことで
 更なる自身の強化も可能。
 
【解説】
ニューメキシコの一地区カランポーに到着したシートンは、
現地の人々から「魔物」と呼ばれ恐れられる古狼ロボの存在を知らされる。
ロボはがっしりとした巨躯の狼で、自分の倍以上もある体重の牛を引きずり倒す体力と
「悪魔が知恵を授けた」とさえ称される知性を持ち合わせていた。
今までも何人もの牧場主やハンターたちがロボに挑んだが、
策は全て徒労に終わり何百頭もの家畜や猟犬が殺されたという。



【元ネタ】史実・シートン動物記
【CLASS】アサシン
【マスター】イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】ロボ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・85kg
【属性】混沌・悪(秩序・善)
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:EX
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
 自然があるほどランクが高くなり、自然のみの場所ならA++、町中ならCまで変動する。

【固有スキル】
怪力:E
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

獣の身体:C
 人外の体を持つ。マスター、サーヴァントが人間である場合、属性及びステータスを見破られなくなる。
 敵が獣に対する知識を持つほど、ステータスを看破されるようになる。
 ランクCならば、四足の哺乳類における獣医や学者クラスの知識がなければ見破れない。

直感:B
 自身に降りかかる危機を察知する獣の超感覚。
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 視覚に干渉する妨害を半減する。

カリスマ:B(E-)
 群れを指揮する天性の才能。団体戦闘において、群れの能力を向上させる。
 イヌ科に対するカリスマは絶対的なものであるが、その他に対しては威圧を与える程度になる。

【宝具】
『我が道は白狼の為に(フォア・ブランカ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:10人
 ロボが道を譲ったのは最愛の白狼ブランカのみだったことが具現化した宝具。
 ロボが歩いた足あと10kmのうちに侵入した者を観測できる。
 いかなる技、魔術をもってしてもこの宝具からは逃れられない。
 そのため、背後からの不意打ちも通用しない。

『畏き者(キング・オブ・カランポー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:50人
 ロボの遠吠えにより、半径5kmのイヌ科の動物を一時的に支配下に置くことができる。
 また、それ以外の生物に対して、精神干渉における恐怖、重圧を与え、一時的にステータスを1ランク下げる。
 ブランカが捕まるまでは優れた群れのであったこと。集落の人々から魔物と恐れられたことが宝具となった。

【解説】
反英霊に近い存在。冬木の聖杯戦争では絶対に呼び出せない英霊
シートン動物記の中で狼王ロボと呼ばれた狼。
その実態は、アメリカの牧場主たちを恐怖にさらしてきた多くの狼の集合体であると考えられる。
シートンが様々な狼の逸話を混ぜて作られた存在ではあるようだが、すべてが架空の存在ではない。
シートンがロボに対する最後の想いを綴ったのは、紛れも無くロボのような狼がいたからこそだからではないだろうか。

  • 最終更新:2017-03-20 16:01:05

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