ロバート1世

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ロバート1世
【性別】男性
【身長・体重】186cm・83kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D+ 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B+
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 ただし、ライダーは騎馬その物本来以上の能力を一時的に発揮させることが出来る。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

軍略:D+
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
 また不利な情勢やゲリラ戦を行うときにも有利な補正を得られる。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、 その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 。
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

革命:B
 時の最大の陣営を崩壊させ、その権威を握る英雄の宿命。
 「下克上」とは似て非なるスキル。

解放者:A+
 他者同士から自身まで、繋げられている契約を破棄することが可能。

【宝具】
『贖いの心錠(ロック・ハート)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 死後、心臓を銀の小箱に保存させた逸話の具現
 ライダーの霊核には自動で護りの呪いが掛かっており、この絶対の守護により、
 物理・魔術を問わず、いかなる攻撃からも霊核だけは守りきれる。
 しかし霊核破損以外の理由による消滅は防げない。

『解き放つ我が渾身(アーブロース)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:2~25 最大捕捉:1人
 『贖いの心錠』・「対魔力」・防具を一時的に破棄し、騎馬特攻して振るう戦斧の一撃。
 王でありながら敵軍指揮官の一人との一騎討ちに臨み、美事倒した逸話の具現。
 ライダーの全存在ごと叩きつける一撃であり、例え防御を固めていようと
 受けた者を確実に絶命せしめる必殺の宝具。
 ただし、対象への命中に成功した場合、戦斧も反動で壊れてしまうが、
 戦斧自体は宝具ではない為、相応の時間を魔力をかければ修復は可能。
 これに対処するにはAランク以上の宝具による迎撃か、または回避が必要となる。
 
【weapon】
『無銘・馬』
 「稲妻の如き」と形容されたライダーの騎馬。
 ライダーの「騎乗」によって、一時的に幻想種にも匹敵する性能を発揮することが可能。

『運命の石』
 聖ヤコブ縁の石。これ自体には何の能力も宿ってないが、
 数奇な宿命の星に生まれた者が手にすることとなる、定めの欠片。

【解説】
ロバート・ブルースの名で知られる、ブルース朝を創始したスコットランドの解放王。
1274年生誕。1329年没。在位1306年‐1329年。
独立戦争によってイングランドからの独立を果たすことに成功した、
当時のスコットランドで最も有名な戦士であり、また政治的にも重要な功績を残した
史上最も偉大な王と謳われ、現在でも国民的英雄として崇められている。
貴族の両親の元で生まれ、1292年に母が死んでからはスコットランド王位を巡って
権勢争いに明け暮れたが、イングランド王“スコットランドへの鉄槌”エドワード1世が
この情勢を利用してスコットランドを統治下に置くことに成功。
ロバートは1306年に政敵を教会の祭壇前で殺害してしまい、教会から破門された。
ロバートはこれを機に独断で戴冠式を挙げ、王位に着いたことを示したが、
エドワード1世はこれを許さず、軍を起こしてロバートを徹底的に打ち負かす。
一時は完全に追い込まれたロバートだったが、翌年から連戦連勝の快進撃を続け、
エドワード1世が病死したのもあり、更にロバートは勢力を広げて母国の大部分を再征服した。
1314年、次代イングランド王エドワード2世が大軍を率いたが、ロバート軍はこれも撃退し、
イングランドは統治権を失い、1318年にはイングランド兵は駆逐され、翌々年にスコットランドは
イングランドからの独立を宣言し、1323年にロバートの破門は解かれ、王として承認された。
ロバートは病死する前、自身の心臓を聖地エルサレムに収めて欲しいという遺言を残した。
結局心臓は聖地には埋葬されなかったものの、戦地より心臓を納めた小箱をスコットランドに
持ち帰った騎士は「鍵の心臓(ロックハート)」の姓を名乗り、家紋に心臓を描く様になったという。

【コメント】
姑息な策も政治も出来て、かつ戦士として優秀で、場合によっては綺麗事も振り撒いて、
大失敗(政敵殺害)も前向きにチャンスに変えて、絶体絶命の窮地でも諦めず大逆転する。
史実系故にステも宝具も低めだけど、この逞しさは神話系大英雄にも有効ですよ。
一騎討ちの逸話では、鎧も着けずに戦斧と騎馬のみの装備で臨み、
敵の槍を躱しながら、戦斧で兜ごと叩き割って、その威力故に戦斧も折れたとか。
『贖いの心錠』は、『妄想心音』や『刺し穿つ死棘の槍』等に対して
絶対防御を誇る。という設定だが、それ以外の攻撃に対しても勿論有用。
『解き放つ我が渾身』のレンジが妙に広いのは、騎馬突撃だからです。
余談だが、母親は苛烈な性格だったとか。英雄ってこのパターン多い気がする。
適正クラスはライダーだが、斧=剣ってことにしてセイバーにもなれて(剣持ってる絵あるし)、
ゲリラ戦得意だったからアサシンにもなれるかも。

  • 最終更新:2013-05-12 00:07:52

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード