リュクルゴス

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】リュクルゴス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。
 カリスマは稀有な才能で、Bランクは一国の王に匹敵する器といえる。

神性:E
 神格化の結果として得た薄弱な神霊適性。

指南の心得:A+
 アゴーゲー。
 弟子や生徒を取り、これに教育を加える指導者のスキル。
 ただしスパルタ式の教育法は、高い成果と引き換えに常軌を逸した苛酷さを伴う。

【宝具】
『軍国大憲(メガレ・レトラ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 大レトラ。デルフォイで与えられたスパルタの大憲章。
 質実剛健を体現する超軍国主義原理そのもの。
 非戦闘系スキルや、本来戦闘用ではない宝具の機能を、攻撃の度に削り落としていく機能を持つ。
 スパルタの誇る文化英雄殺し。

『軍国巨剣(ディス・イズ・スパルタ!)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
 超軍事国家スパルタの象徴として、大レトラを斬撃に変えて放つ特殊使用宝具。
 最強の都市国家の武威を示す破壊の一撃である。
 リュクルゴス以前のスパルタとの決別と、リュクルゴス以後のスパルタの繁栄を象徴する、"剣"の宝具。

【Weapon】
『"無銘剣"』
 空恐ろしいほどに装飾が皆無な朴訥すぎる片手剣。
 無駄に威圧感がある。

【解説】
 前8世紀スパルタの立法者、スパルタのリュクルゴス。
 王家に生まれ、兄の死によって王位を継ぐが、その後兄の子カリラオスが誕生すると彼に譲位した。
 しかし幼王を擁立するカリラオスの母(義姉)とその親族との揉め事を避けて国を離れ、
 クレタ、イオニア、エジプトなどを各地を巡って見識を深めた。
 帰国を請われるがデルフォイに赴き、神託を授かって頓悟、大レトラと呼ばれるスパルタ憲法を持ち帰る。
 帰国後同志を募って武装して市場に現れ、王の度肝を抜くと、道理を説いて改革に賛同させた。
 スパルタ2王家に並ぶ長老会(ゲルーシア)の制定を始めとする数々の政策を実施し、
 後にそのキチガイぶりで知られることになるスパルタ教育(アゴーゲー)の原型を作ったとされる。
 クレタ島とスパルタは共に法の発祥地と考えられており、ミノス王とリュクルゴスは立法者として並び称され、
 ミノスの律法はリュクルゴスの法律のベースになったといわれる。
 軍国主義国家としてのスパルタの祖にして最初のホメロス収集者。
 人が従う天性の気質を持ち、極めて穏やかで公明な人格の持ち主だったとかなんとか。
 その死後スパルタの英雄崇拝の対象となった。

 立法者としての格はモーセや孔子、ハンムラビに並ぶほどだが、
 生前からして戦闘者ではなく、実は神格化の結果として戦闘力を得ているため、そんな強くない。
 ただし文化英雄殺しのため、上に挙げたような英雄には属性的に有利ではある。

  • 最終更新:2016-02-27 22:59:22

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