ランヴァル
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【真名】ランヴァル
【性別】男
【身長・体重】172cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
黄金律:B-
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
富豪と呼べるだけの金銀財宝を所有するが、それは恋人の贈り物であり
本人の性質はむしろ金が離れて行く方である。
執事:D
執事としてそこそこの能力を持つ。
一旦宮廷を去る以前、騎士たちの執事のような仕事をしていた名残。
言ってはいけない:B
恋人トリアムールについて誰かに話してしまった時、宝具と黄金律スキルを失う。
それが既に彼の伝説を知っている相手にであっても。
【宝具】
『妖精の守り』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
恋人から与えられた甲冑と守りの魔術。
ランヴァルに「対魔力:B」を与え、
また互いにレンジ上限4以下の武器を用いている近接戦闘において
Bランク以下の通常攻撃とCランク以下の宝具攻撃を無効化する。
元が「決闘や馬上槍試合で傷を負わない」守りであるため、
向かい合っての戦闘でない完全な奇襲に対しては無効化能力を発揮しない。
『あなたよりは優れている』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
目の前の相手が持つスキルのうち一つを、相手以上のランクで短時間得る。
それがCランク以下であれば相手より一つ上のランクで、
BランクであればBランクで得る。A以上のスキルを得る事はできない。
「心の底から軽蔑している相手にしか使用できない」制限があり、
使えるようで使えない能力。
【解説】
アーサー王に仕える騎士の一人。
不実を重ねる王妃に嫌気がさしたランヴァルは宮廷を辞し、冒険の旅へ出る。
その中で彼は妖精トリアムールと出会い恋に落ちた。
トリアムールもまた彼を愛し、彼に馬や甲冑、有り余る黄金に守りの魔術など多くの物を与えた。
その代わりにと、彼女はランヴァルに二つの約束をさせる。
他の女性を決して愛さない事。そして、二人の関係について人の街で話さない事。
ランヴァルは恋人の贈り物を背景に数々の試合で名誉を得、また広く人々と交際する。
その評判を耳にした王はランヴァルの帰参を望み、彼もそれを受け入れた。
宮廷に戻った彼を、相変わらず不実なギネヴィアが誘惑する。
当然拒絶するランヴァルであったが、この時よけいな言葉を口走った。
「私の恋人に仕える最も醜い使用人でも、王妃様、あなたよりは優れているのです」
怒り狂うギネヴィアはアーサー王に訴えた。
「ランヴァルが私を誘惑し、拒否すると口汚く侮辱したのです」
ほとんど嘘だ。
恋人を連れて来て自分の言葉を証明しなければならなくなったランヴァル。
しかし約束を破ったためにトリアムールと会う事ができず、
ついには裁判は有罪無罪ではなく「死刑か追放刑か」の議論へと移る。
進退窮まったランヴァルであったが、散々焦らした恋人一行がそこに登場。
一人残らず輝くばかりの美しさを誇る一団によって、ランヴァルの言葉は証明された。
二人はその後、トリアムールの土地で幸福に過ごしたと言う。
それにしてもこの話のギネヴィアはひでえ
- 最終更新:2013-02-03 00:56:03